2021/02/04(木)21:52
秋田臨海鉄道北線ウォーキングその3 道路と並走
1回目はこちら
秋田臨海鉄道北線(休止線)沿線ウォーキングその3です。
前回ご紹介した「日石踏切」より、いよいよ道路との並走区間が始まります
この先、終点までずっと並走です。
六角形の道路標識、通称「ヘキサ」(ヘキサゴンの略)を発見。
「ヘキサ」は普通、都道府県道を表す標識ですが、書かれている内容は「県道」にあらず。
並走しているこの道路は「臨港道路13号線」というらしいです。
秋田市街地から男鹿市への幹線の一部をなしているので交通量は多いのですが、この名称の認知度はどれほどあるのだろう
トワイライトゾーン全開な感じに熟れてきた線路が、幹線道路沿いにヘロっと続きます。後ろのタンクは、前回ご紹介したENEOS秋田油槽所(旧秋田製油所)。
着岸している船は、油槽所に来たタンカーですかね。
1キロポストがありました。
ちょっと進んで反対向きに撮影。
ここを進来するタンク編成を撮ってみたかった…。
復旧する気なしの柵も哀愁。
柵が壊れているからといって、線路に立ち入ってはいけません
線路は休止でも、道路は現役なんですが…ここまで放置プレイとな。
線路はグイっとカーブします。
港を挟んで対岸にはキリンさん(コンテナ用のガントリークレーン)が。秋田港のコンテナターミナルにも、キリンさんが生息(?)しているのです。
線路はあそこまで到達する…という夢物語を聞いたことがあるような、ないような。
以前、秋田~仙台間の貨物列車に北上線経由の設定があった頃、海上コンテナ輸送の試験輸送が行われたことがあるのですが、それも実用化されることはなくデモンストレーション同然で終了。
・秋田港線に海上コンテナ現る(2008年2月UPの記事)
・3月10日 秋田港線 DD51 その1(2010年3月UP 海コン積載の写真あり)
今般、秋田臨海鉄道が終焉を迎えるので、その話は未来永劫「夢物語」決定でしょう。
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さて、このカーブを通過すると、線路に変化が現れます。
以下、次 回
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