2021/06/15(火)10:00
由利鉄「黒沢俯瞰」 緑の中に緑デザインの車両が行く
(前回のつづき)
由利高原鉄道の黒沢俯瞰ポイントで「下り」列車を撮って、数分待つと、今度は「上り」列車がやってきました。
前回の最後で少し解説した通り、曲沢駅の隣の前郷駅で上下列車が交換するダイヤが組まれている時間帯が多いです。
旧国鉄矢島線であった由利高原鉄道の本社と現在の拠点駅は矢島駅ですが、東京駅が上下線設定の基準だった国鉄時代の原則に則り(現在のJRでもそうですが)、現在でも東京駅から離れる方向の矢島行きが「下り」で、東京駅へ向かう方向の羽後本荘行きが「上り」となっています。
DSC_8533_21-05-15_15-08 posted by (C)Traveler Kazu
由利高原鉄道鳥海山ろく線 曲沢
2014年に導入された「YR-3001」が来ました。
2014~16年にかけて導入された日本車輌製「YR-3000型」3両のうちの1両で、3001が緑色、3002が赤色、3003が青色ですから、何号車か一目で分かります。
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YR-3001の緑色は、この田園の緑色だそうです。
田畑と丘の緑色によく馴染んでいます。
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由利高原鉄道鳥海山ろく線 黒沢~鮎川
少し経って、曲沢駅を発車後、子吉川を渡り、さらに黒沢駅を発車した車両がふたたび視界に入ってきました。
全線乗っても40分ほどの路線、あと15分ほどで終着の羽後本荘です。
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今回撮影した俯瞰撮影ポイントがある「緑地公園」(公園の周囲も緑ですが)から本荘市街地方向の遠望。
巨大な工場が見えますが、あそこが「本荘工業団地」で、由利地区の屋台骨「TDK」関連の工場と地元JAの本店などがあります。日本海東北道の本荘ICにも近い立地で大勢の方が勤務されています。ただ、由利鉄が近くを通過しているものの、最寄り駅からは2km以上あり、列車は通勤の足にはならないようです。
次回は、撮影場所の「緑地公園」を少々ご紹介いたします。
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