うっひょ～　気が付いたら2週間以上も日記のアップしてなかったのね(＠_＠;)
だ、大丈夫です　ちゃーんと生きておりますゆえ（あせ）



あっと言う間に１週間経ってしまったけど、先週オペラの本番が終わりました。
音楽稽古から始まり　暑い暑い夏を　汗だくで稽古稽古で過ごした数カ月。
今年の演目は　プッチーニ作曲の「ジャンニ・スキッキ」。
小品ながらも「プッチーニの最高傑作！」とも称される素晴らしい作品です。










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



劇場入りした時に撮った写真。
今回は小ホールでの公演だったから、残念ながら伴奏はオーケストラではなく
ピアノ。。。そして、オケ代わりのシンセサイザーをプラス。





実は２本立てだったんだけど、ジャンニの前には「尼僧アンジェリカ」が演じられました。





　　　　　　　



ゲネプロの時、カメラマンさんが出演者を集めて集合写真撮っているのを会場からパチリ♪
２演目を同時にと言うことは　舞台転換もなかなか大変。
アンジェリカが終わると　とっととジャンニ用に舞台上がぱ～～っと変わります。






　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


そしてまずは「場当たり」と呼ばれるホンモノの舞台の上での立ち位置などを確認する作業。
本番前に実際の舞台で演じ・歌うのは　このゲネプロ一回こっきりです。
稽古場でももちろん場ミリ（床にテープで色々な印をつけること）してあるんだけど
当然稽古場とは違うこともあるわけで・・・。




うぅぅ～～ん、こりゃ　あのシーンは辛いな。。。ってことが出てきたり
逆にホンマモンのあれやこれやがあってテンションが上がったり(^_-)-☆




演出家の先生やマエストロからダメ出しをもらい、ピュアラの組のゲネプロは無事に終了。
帰宅して当日の持ちモノを最終点検し、いよいよその決戦（なのかっ？）当日を待ちます。







「おはよーございますっっ！」と出演者、スタッフの皆さんに声をかけ
楽屋見舞い・・・として、今回は仲間４人でシュークリームを大量に買い込み
それぞれの楽屋などにご挨拶がてら差し入れ。





財政難＆出演者が多かったこともあり、今回はヘアメイクさんが入らないとのこと(・_・;)
うへー　自分でやるの　苦手なんだけどなぁ。
一応メイクはこんな風に、ヘアスタイルはこんな感じで！と衣装さんからチェックが入ります。




　　　　　　　　「あれ？　こらーっ！　またピュアラさん　メイク薄いってばっっ(-"-)」



　　　　　　　　　　　　　　「。。。。とほほ、これでもダメ？？」




　　　　　　　　　　　　　　　　　「ちょっと貸して！」！！





ってヒロイン　ラウレッタちゃんが上書き？してくれちゃったもんね（むふ）
うーむ　私的にはガッツリって思ってたのに、ゲネの時唯一私に出たダメが。。。











　　　　　　　　「メイクをもっとしっかり！」だったの。。。



へっ？　あはあはあははは～。歌とか演技じゃなくて　ソコ？　そこだけですかっ？
うはは、それは喜んでいいのでしょうか？（違っっ）




で、出来上がったのがコチラ↓





　　　　　　　　　　　　　　　　




ズィータ（強欲のおばーちゃん）、若い娘ラウレッタ、そして親戚同士である
ネッラ（一番お金がない^^;）と今回ピュアラが演じた　ちょっと色気のある？チェスカ。




・・・あ、でも色気が全然足りないって言うか　全く感じられないって言われたんだった
いや　でもでも　今回はほんとにいっぱいいっぱいだったんだもーん（←言い訳）





まずはアンジェリカ組でスタート。
彼女たちが舞台に移動したらすぐに、彼女たちの楽屋となっていたリハーサルルームに
移動する　ジャンニチーム。











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



ステージすぐそばにあった私達の楽屋では　音だしすることが出来なかったから
地下にあったピアノつきのこのリハーサルルームで　思いっきり声出ししていたのでした。






さ、そうしてあっという間に私達の出番になります。
モニターを見る限り　会場内はお客様でいっぱいヽ(^。^)ノ




「ではスタンバイお願いします！」



で、最初からステージ上の自分の位置に移動。（これを「板付き」と言います
）
しずか～なアンジェリカと違って、いきなりアップテンポで音も多く
華やかなオープニングの音楽が鳴り始めます。
降りていた緞帳（ドンチョウ）がスルスルと前奏の途中で上がり始め・・・






　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　




「うっうっうっ・・・・あぁぁ～～・・・・」
と、冒頭は全員でむせびなくシーンです。
（あ、これはピュアラが撮った他の組のゲネの写真です）






ここからは一時も気が休まる時間はありませんっっ
楽譜・数１００ページを頭に叩き込み、なんと私達は一度もステージからいなくなることなく
ずーーーーーーーーーーーっと演技し　歌い続けるんだよ～ん。
とにかく、早口言葉のように言葉をさばき（今回は日本語上演です）
自分が落とす（＊歌うべき所が出てこないこと）と次の人に大迷惑になりグズグズになるのを
知っているから　妙な緊張感も　そして連帯感も漂い・・・。




まぁ　ちび～っと「うっ(＠_＠;)」って言うこともなきにしもあらずだったけど、
全体としては「やった！！」って満足感の残るいい出来だったんじゃないかと思います（えへ）











　　　　　　　



見に来てくれていたダーリンが　必死に客席からこっそり撮ってくれていた
カーテンコールの写真です。
だいたい5分もしたら　みんなで「大汗」が噴き出し、誰かさんなんか
「片方のつけまつげが取れちゃった」な～んてサプライズもあって♪





でも、お客様に「とっても良かった～」って言って頂けたし、頑張った甲斐がありました。
「あぁ、無事に済んで良かったね～（ほっ）」で
3日間の公演が終了した所で　皆様で「お疲れ様～」の打ち上げ(*^^)v







　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　




トリプルキャストで2演目だからすごい出演者（＆スタッフ）の数！！
なので、今回はホール内ホワイエで　手作り感満載のアットホームな打ち上げとなりました。
数か月間、喜びも苦労も共にしてきた仲間たちとの打ち上げはサイコーに盛り上がるのです♪





　　　　　　　　　　　　


じゃじゃ～～ん、この子（ふふ）は悪魔君・・・ではなく　今回の私の夫役のＭ君です。
ありゃ。。。またこの日はいつにもましてわか～く見えるわ（あせあせ）
若いけどとってもいい歌を歌うし、頭いいし　マジメで一生懸命で性格もいい！！
きっとこの子は　この後大きく羽ばたく気がします




「25才なんだよ、私の夫(^_-)-☆」って見て下さったみんなに言うと、
「うっそ～～～！　そうは見えなかった」って♪
あはは、実際のこの役の設定年齢は40歳代だから　それは成功だったわね。
何せメイクで口＆顎ひげをビッシリ書いてたし～。（大変だっただろうな(^_^;)）







　　　　　　　　



終演後にホワイエで待っていて下さった皆さん、感謝感謝です。
いらして下さっただけで嬉しいのに、こんなに心づくしのステキなプレゼントも
ありがとうございました。



それぞれが私のことを良く考えてのチョイスだったことが分かって　本当に感動でした





しか～し、いらっしゃれなかったのに　わざわざお花を会場にお送り下さった
うにょちゃんには驚いたし嬉しかったなぁ。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



それも　こ～んなにステキなアレンジでテンション上がりっぱなしだったのは言うまでもなく





お稽古の最中は「大変」とか「ツライ」・・・・私無理かも・・・・って
ネガティブなことばかり考え、家の中でも家族を放っておきっぱなしの数カ月。
（あ、オペラ出てなくてもかしら？むふ）
でもこの達成感は何物にも代えがたいって言うか　やっぱり大きな苦しみがあるからこそ
味わえる満足感なんだよね。



なんだか終わっちゃったらみんなにも会えなくて寂しいし、虚無感が襲います。
ま、でもまた次の事が決まってるし　ちょうど暑さもようやく和らいできたしで
いつまでもダラダラしてないで　そろそろ動きださなくちゃ。




たくさんの方にご来場頂き　ありがとうございました！
ステキなお友達に支えて頂けるピュアラは幸せですっっ






しかし、疲れなのか夏バテがここにきて一気に出てきたのか
食欲が全くわかず・・・無理やり少しずつ口にしている状態です。
幸か不幸か　体重ダウン中～（汗）