一通のメール
私って奴は、あんまりいい人ではなくて、人から共感されたりすると、嫌な気分になります。日常の生活の中でのことはいいの。でも、心のもっと深い所にあるもので、本当に辛いこととか、そういうことを安易に共感されるのは嫌いでした。なんか笑い飛ばせないから。人の心なんて真にわかりっこないんだ。とか思う寂しい人間なので。わかりたいと思うし、わかって欲しいとかは思うけど。でも、真に分かり合うことなど出来なかったとしても、わかろうという気持ちは大切だし、だから人間関係が成り立つんだと思う。本当にわかっちゃったらなんかつまらなさそうだし。話は変わりますが、私が一番初めにHPを作ったのは、4年以上前で、その時からHP上では詩を掲載したり、私のこと、全て包み隠さずに書いてきました。基本的には直接知り合いの人にはHPは教えない主義だし、だから安心して何でも書けるっていうのもあったかも。HPで書いてる内容は、聞かれたら応えられることが多いし、知っている人も多いけど、自分が話すのと、見られるのでは何か違う気がして…。こんなことを書くと、ネットでの人間関係は希薄だと思っていると思われてしまうかもしれないけど、そういうことではないのでご了承ください。昔、もっとHPを精力的にやっていた頃、ファン!?というか、一部の人に教祖的存在にさせられてしまって、それがとても苦痛だったのを覚えている。私はそんなに立派な人間じゃないよ!!って思ってた。何で急にそんなことを書いたのかというと、今日きた一通のメールが原因です。詳しい内容は書けないけれど、感謝のメールだった。今まで来たメールは、好きですとか、共感しましたとか、そういう感じのものばかりで、まさか自分の書いた文章でお礼を言われるなんて思わなかったので驚きました。安易に共感されるのは嫌いだとはじめに書きましたが、好意的な感情を持ってもらえたこと自体は嬉しいものでした。でも、それとは少し違った感情です。私は今まで、誰かに伝えたくて詩を書いているわけではなくて、自分自身を見つめなおすために書いていて、(でも、人前に出そうと思わなきゃ出せないものだから、本当は伝えたいのかなぁ?わからない…。)その文章を読んで涙する人がいるなんて、考えもしなかったから。私がものすごく辛い体験をして、それを友達に話したとき、その友達は泣いていて、私も泣いてしまいました。それに近い感情です。安易な共感が嫌いだ。と思っていたけれど、この件に関して言えば、私はどこか驕っていた部分があったのかもしれないと思いました。わかりっこない!って思っていたから。今まで私の詩や文章に共感してくださった方々に、本当申し訳ない気分です。今日は、自分のいけない所を一つまた知って、一瞬へこんだけど、今後直すのでよしとしたいと思いました。でもやっぱり、本当に深い所の共感は好きになれなさそうだけど…。でもきっとみんなもそこはそうだよね??って信じてます!何だか今日はへんてこりんな文章です。頭がまとまらないのか、感情がまとまらないのかわかりません。だって今日は12時間勉強してたし、今は朝の5時だし…。眠いのかもしれません。