カテゴリ:今日の妄想
ソフト○ンクが人気ですね。
私はこの手のやつには手をださない主義なんですが。。 他に確実な手法がいくらでもあるし。 下の図をみてください。 ABC株式会社があります。 売上げ100 株主資本(資本金+利益剰余金)30 時価総額90 利益0 将来性?がありそうなんで、PBR3 利益0 でも容認できると市場に判断されてます。割高だけど、まーいいかって感じでしょう。 偶然にもABC株式会社が別個に上場してたとします。 A→B→Cの順に子会社になってます。 すると摩訶不思議!!合体してるなら時価総額90なのに、単に分かれているだけで、時価総額が810になってる! 上場してるんだから、持株比率100%なんてないんですが、わかりやすくするためにこう書いてます。持株比率が34%でも意味はかわりません。子会社の数が増えてると思えばいい。 ![]() これがマルチプルの正体です。バブルともいいます。 ここで要注意なのが、中途半端な利益ならないほうがいいということです。なぜなら、もっと利益率の良い会社と比較されてしまうからです。将来性のあるビジネスモデルとか、将来の利益とか理由をつけてますが、単なるイメージで実質的には全く関係ありません。 赤字にしてまで、積極的に将来にむけて、投資しているという、姿勢を見せてればそれでいいのです。つまりずっと走ってないと大崩壊する自転車操業のような感じ。 でもいずればれてしまいますね。だから、810まで膨らんだ時価総額を利用して、優良企業を買収して、バブルな感じを緩和しなければなりません。優良企業とは、現金や不動産や規制業界の免許や特許やオンリーワンの何かを持った企業やコンテンツを持った企業です。 結果オーライ大作戦を行ってるわけです。 これを利用した株式投資には、下記の方法があります。 1 マルチプルを熟知したうえで、その流れに相乗りし、巧みにババをつかまないよう振る舞う。ババつかんだら超トホホですね。 2 バブルな感じを緩和するため、マルチプル企業が触手をのばす企業の株を先回りして買い込む。これは、村上ファンドやタワー投資顧問の得意技です。 このような市場が成り立つのも先に建築家とマーケティングの中で述べた、7to3空間モデルがからんだ、人間の性ですね。 んー?どんなふうに関係あるの?といわれても、ただじゃ公開できないねー。 なんちゃって。 ![]()
何かあの会社に魅力なのかよくわかんないです。
大したことでもないのに何か凄いことをやるような雰囲気にさせてしまうあの錬金術師。 行動力と決断力は早いですが。。。ここのとこホリエモンにお株を奪われていたので、ケータイとか、TVバンクとかで再び注目を。。。 だけど、ケータイはxdslとは決定的に投資額が違う。。。自分の身を滅ぼしかねない。。。。赤の付け替えが効かない(というかばれてしまう。。。) ユーザとしてはがんばって欲しいモンです。 (2006.01.05 23:35:21)
ytkikedaさん
孫さんはたいしたもんだと思います。先に国内でサイバー上のターミナルを握ることにより、買収や提携した企業は一様にブランドや営業力が強化されるしくみを作ったのはすごいです。ただ、これからは、全ての企業が自力でインターネットを使う事が当たり前となり、WEB2.0なども絡めばその効果薄まるかもしれませんが。インターネットは海や宇宙と同じで誰も独占するのは不可能なものなんですね。陸上の道路や鉄道とは違うと思います。 比較するのも恥ずかしいのですが、当然ながら私など足元に及ばないビジネスの知識と度胸をお持ちです。その中でも彼の"夢を語る力"は抜きん出ています。 良い事に使えばとても貴重です。雇われ社長として民営化後の郵貯などで、日本のために活用できるとすごいんじゃないかと思います。300兆円流出するどころか、それを使って、世界を大暴れして資金量増やして還元してくれるかもしれません。 しかし、悲しいかな、その能力が、無知な庶民の扇動に使われてしまってます。 将来日本を支えるべき"世界オンリーワン"のテクノロジーや広い意味のソフトを作りだすための労力や関心や資金などの有形無形のエネルギーが、何か違う方向に吸い取られている気がしてなりません。マネーゲーム他から獲得するのでなく、自分で何か新たなものを創造するのにお金を使ってくれると、社会全体としては+なのですが。 (2006.01.07 01:42:45) |
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