2006/01/23(月)18:53
ホリエモンで良かった。ホッ!
よくよく考えてみたら、ホリエモンの存在意義は、社会のインフルエンザ予防接種。
彼は、価値を提供する事はできなくとも、弱点を見つける事が人一倍上手な人。そして、ためらいなく行動できる人。
ただし、普通気づかない矛盾をついた攻撃をしてくるけど脇が甘い。
その結果社会は脇が堅い攻撃にも免疫がつく。そして、世の中の中身もなにかしら変革される。
ホリエモンが一時成功したのは、彼が優秀というより、社会が未成熟だから。
韓流ブームにのせられたり、ヨーロッパのブランドメーカーのカモになっちゃったり、軍国主義や、極端な反戦主義や、捕鯨反対論者に扇動されることや新興宗教に騙される事と同じ。
同じ事をしても、脇が堅い優秀な人で、なおかつ、俗欲的でなく、悪意を抱いている人にやられてたら、めちゃくちゃな世の中にされてたかも。
ホリエモンは、皮肉なことに、騒がれて、徹底処罰で、反面教師にされることにより、社会的存在意義がでてくる人。
※有益と有害って紙一重なんですね。
そう考えると、私がなんとなく、嫌悪感を抱いていたのは、ホリエモンに対してじゃなく、扇動されやすい社会に対してだったんだなと気づいた。
普通だったら粉飾なんか以前におかしい事きづくはず。
まいあがっちゃってた人は、非難するなら、まず最初に、自分の頭で考える事を放棄した、自分自身に行うのが道理である。
一人一人が考えることができるようになることが、良い世の中を作ることになる。
※今後予防接種役は誰がやってくれるんだろうか。。。
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