2006.01.09

日本のネット企業が世界のトップに躍り出る最後のチャンスとは!

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カテゴリ:真面目な話
NETと電波の融合がしきりに言われてる。政府も絡んできてるという報道が出た。しかし、私はその前にもっと重要な解決すべき問題があるんじゃないかと思っている。
私の本業はITじゃないので、好きに言い放ってみる。
本業だったら絶対言わない。自分がこのサービスが提供できるようになるまでは、他人に教えても百害あって一利なしである。

インターネットは、もとより空間と時間の制限を無にするすごい能力がある。
そのインターネット利用が拡大するプロセスで、3種の、重大な問題解決があった。

1種目は単純な能力増強。
 つまり、通信速度やパソコンの性能アップ、通信単価の減少。

2種目はインターフェースの大衆化。
 つまり簡単になったって事。多種の自動アプリや、ブログのしくみ。無料メールアプリの標準化など。

3種目は危険の緩和。
 つまり、相手が見えない事の危険性の緩和。SNSの流行や、暗号利用の一般化がある。

しかしまだ解決していない大きな問題がある。
プライバシーである。
ネット企業はその収益の源を、個人情報の収集力(良く言えば消費者リサーチ)に拠っている。しかし、利用者はそれを望むはずがない。ここに大きな矛盾がある。
このように利用者の欲求に相反するものに収益源を持つビジネスモデルなど前例がない。
個人情報の収拾の許可不許可の判断権利は、完全に利用者が持つべきである。
しかし現状では無料でアノ手コノ手でサービスして、裏でほくそえんで情報収集し、広告収入他につなげるモデル。
従って、個人(消費者)情報収集は"コソコソ"やることになる。

すごい能力を持つけどコソコソしてて、見てないところでなにやってるかわからないイメージ。

ゴキブリと似てないか?

簡単になっても尚女性の、ビジネス以外でのネット利用がいまいちなのはこのせいじゃないか。
ゴキブリの嫌いな程度と、インターネットを使わない程度を調査すると、相関が出るかもね。
だから、ネット企業は収益があがらない。あくまで、利用者は無料ならつかってやってもいいよというスタンスから先へは進まない。バナー広告なんかクリックするわけがない。それ経由で良いサイトを見つけてもすぐになんか、お金使わない。お気に入りにいれて、あとで、似た他社のサービスを検討してから、全く違うルートからアクセスする。
結局最後の決め手は知り合いの口コミ。甘い宣伝文句など初めから聞くつもりはない。

もし、マンション買うとして、広さや日当たりやベランダなどの開放感もバッチリ。住んでて気持ち良い。キッチンや収納も便利。立地も店舗等が充実して、駅にも近い。文化的な近隣環境で、隣近所も立派なひとばかり。デザインも程よく先進的で、誰にでも自慢できる。うまくできた間取りで、自然に生活してるだけで家族の絆な深まる感じ。耐震性や耐久性も申し分無い。エントランスのセキュリティも良く飛び込み営業など侵入できない。
ただ一つだけ。プライバシーが無い。隠しカメラや盗聴器がついている。生活パターンが逐一収拾記録され多くの企業に利用されてしまうものだったらどうだろう。無料なら、ごくまれに、場合によっては、使うかもしれないど。。。

先に建築家とマーケティングのカテゴリーの中の、PART1人とは自在に変化する7次元空間をあやつる者で述べた、オーメンのような状況である。普通に見えて、何か重要なものが欠落している、不吉なもの。
7to3の法則 の最初の7の足きりにひっかかっちゃうわけである。

ここを衝いたネガティブキャンペーンなど簡単にできそう。素人が考えても面白い広告が沢山思い浮かぶ。
では、なぜそれがなされないのだろう。それはどんな経営者もネット利用に消極的と思われたくないからである。実際ネットを利用しないと、取り残されるのは明白。

しかし、個人情報収集を全くしないで、かつ、湯水のようにネットを利用できるサービスを提供して収益を上げられるビジネスモデルを開発する所が出現したとしたら、その企業は、大手を振って既存のネット利用の弱点を衝いたキャンペーンを実行してくるだろう。
ここで重要なのは、"個人情報を収集しない"ではなくて、"収集が不可能"なものでなければならない。社長が収集しないなどと約束しても誰も信用しない。仮に信用しても会社全体に蟻の1穴があったら終わりである。結構ハードルが高い。
しかし、もし実現したら、インターネット関連業界の勢力図が激変するのは確実。天と地がひっくりかえった騒ぎとなる。

そしてこれを実現できるのは、日本かドイツかフランスか北欧と思う。
これらの国なら、立ち上がり時点でまとまった顧客が得られる。
根っこを押さえてる、アメリカは既存の権益を守りたい。
発展途上国はネットを使えれば良しでプライバシーなんて考える余裕はない。

日本の中でもこれを真面目に考える可能性のある会社は。。。
私の勘では、実直でポータルに深入りしてないGMOの熊谷氏か、
法律改正によるネット新規参入で大暴れが予想される電力会社連合。はじめから本業の安定収益があり、インフラも持つ。なにしろ毎月検針時に営業活動ができる、信用と人を抱え、課金環境もばっちり。どこにでもあることにかけては、電線の右にでるものは無い。

ガンバレニッポン!
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最終更新日  2006.01.09 21:40:21
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