今年、そして迎える新しい年

2004.12.31

テーマ：2004年を振り返って(68)

今年もあと数時間で終わろうとしています。

2004年はどんな年だったろうと振り返るとき
今年を表す一字に選ばれた『災』という字を思い出します。

もちろん災いだけではなく
いろんな場面で頑張る人の姿や
晴れやかな笑顔に励まされるような
素敵なニュースもありました。

けれどやはり、
多くの人が自然の驚異に
そして人が作り出す不安に
傷つき悲しんだ一年だった印象が強く残ります。

もうそこに迫った来年は
この災いが福と転じるよう願わずにはいられません。

ところで、今までの私の日記にも
時々出てきた 江原啓之さん。

その割に彼の著書できちんと読んだものは少ないので
来年は (彼の著書に限らず)読む本の量を増やさなくては
と思っているのですが＾＾;

その彼が著書の中で言っていた言葉を
今思い出しました。

「戦う」という姿勢がある限り
戦争はなくならない。

例えば、極端なことを言えば
戦争反対だと訴えるその姿勢も一種の戦いだと
そんなことも言っていたような気がします。

その先はちゃんと読んでいないので
どんな内容が続いたかは定かではないのですが、
ただ、戦いがすべて無くなればそれでいいかというと
そうでもないとは思います。

ただしい競争は
いろんなものを生みだしてきました。

やはりそれを身のうちで操るひとりひとりの人の
気持ちの有りようが大切なのだろうと思います。

とはいえ、幸せを願い新しい年を待つ今日だけは、
いいえ煩悩を祓うと言われる除夜の鐘が鳴る間だけでも
どこにも争いがなければいい、
そう思います。

明日から始まる新しい年が
どなたにとっても
良い年でありますように。

見上げた空は新潟へ続いています
※ 新潟県中越地震発生から69日

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Last updated 2005.01.01 00:11:51
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