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2006.07.29
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カテゴリ:当日レポート
さあ、ここから中盤戦です!

lindwurm (リンドブルム) 【埼玉】

 723L-19L
 723L-20

休憩後の1発目は、埼玉から来てくれたlindwurm。
予選会でlindwurmの音を聴いたとき、すごく印象に残っていて、
それは、彼らの「世界」をはっきり感じさせる音だったからじゃないかな、と思うんだけど、
話してみると、まだ結成して1年ぐらいと聞いて、意外でした。
アウェイということもあり、こんなステージでやったことないとも言ってて、緊張してたようです。
でも曲が鳴りはじめると、みんなすっと惹きつけられるような「世界」がそこに生まれて、
サビのメロディーで、一気に熱が上がっていくところが、気持ち良かったです。
個人的には、もう少しメロディーのはっきりした曲が聴けたら、
もっとアピールできるんじゃないかって思いました。

モコブランコ 【茨城】

 723L-21L
 723L-22

2年連続出場だね、と聞くといやがってましたが、
前回初ライブで緊張した分、今回はライブを楽しみたいといっていたモコブランコ。
彼らの音は、出場バンドの中では珍しく、
ゆったりしたポップな音で、でもそのぶんごまかしが効かない音。
こういうバンドは勢いだけではどうにもならないし、
どれだけそのポップ感が気持ち良くステージで鳴らせるか、というところが勝負だったと思うけど、
モコブランコの音は、あのステージでちゃんと鳴ってました。すごく気持ち良かった。
またこの3人で、ライブ続けていって下さい!
P.S. ブログいつもチェックしてると言ってもらえて、うれしかったです。

THE VELVET EASTER (ヴェルヴェット・イースター) 【愛媛】

 723L-23L
 723L-24

最も遠い、愛媛から来てくれたTHE VELVET EASTER。
予選会で、僕の印象に残ってたバンドの一つです。
とにかくどこまでもまっすぐ突き抜けるような彼らの爆音ロックは、
彼らを初めて観た観客にも、しっかりアピールしてました。
特にラストの「アンダーグラウンド」は、胸が熱くなるような、カッコいい曲でした。
まだ結成間もないバンドらしいので、これからがすごく楽しみです。
遠くから来てくれて、本当にありがとう。

Second-Hand Big Fish (セカンド・ハンド・ビッグ・フィッシュ) 【東京】

 723L-25L
 723L-26

「埼玉」ではなく「東京」から来てくれたSecond-Hand Big Fish。
(リーダーの住所が埼玉だったので・・・ごめんね)
繊細なメロディーを、切なく歌う、ポップなロックンロールを鳴らしていて、
しかも曲のアレンジがしっかりしていて、みんな入り込んで聴いていました。
バンドの演奏も、バランスが良く、聴いてて気持ち良かったし、
お客さんの反応がとても良かったのも、そういうことだと思います。
初めて聴いた人でも、すっとその音に入り込めるような、楽しめるライブでした。

スピカ 【茨城】

 723L-27L
 723L-28

ブログのアンケートでも、すっごいこだわりを感じさせるコメントをしていたスピカですが、
ライブも、これがスピカの世界、っていうのをめいっぱい感じさせる音を鳴らしてくれました。
曲がとても良かった。観客も引き込まれていて、とても盛り上がってました。
ドラムの彼が、口を大きく開けて歌いながら叩いてたのがとても印象的で、
きっと自分たちの曲が凄く好きで、とても大切にしているバンドなんだなあ、って感じました。

Give&Take (ギブ・アンド・テイク) 【愛知】

 723L-29L
 723L-30

再び、ホッピーと牛乳協会のインフォメーションがあった後で登場したGive&Take。
Give&Takeのメンバーはとても明るくて、
面白いことが好きでしょうがない、みたいな感じですが、
ライブでも、いきなり「森のくまさん」のフレーズでジャジーにアレンジした曲をやっていて、
熱くストレートに演奏するバンドが多い中、彼らならではの音楽を聴かせてくれて、
ステージの雰囲気変わって、楽しめました。
ただ2曲目が、「ライフ」という、とてもシリアスな曲に変わって、
そのギャップが、観ている人たちにちょっとわかりずらかったかなあ、とも思いました。
これは個人的な感想ですが、
彼らのキャラクターを生かした、コミカルさとシリアスさがドッキングしたような曲をやったら、
Give&Takeにしかできない音楽になるんじゃないか、って思いました。

coral reef (コーラルリーフ) 【茨城】

 723L-31L
 723L-32

始まる前から観客が集まってきて、期待の高まる中、始まった彼らのライブ。
見た感じは、3人とも全く普通の高校生って感じなのに、
ジャーン、と最初のギターが鳴った瞬間、一気にcoral reefの存在感が押し寄せてきて、
その圧倒的なライブが終わるまで、これでもかっていうくらいにその世界を広げていきました。
彼らの、ハードでポップなギター・ロックから、切なさがいっぱいにあふれてきて、
きっとあそこにいた人たちは、最高に気持ちよくなっていたんじゃないでしょうか。
期待通りのライブに、終わった後も、たくさんの歓声が上がってました。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

司会の3人も、ラストスパート!

 723L-33

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

P-MAN (ピーマン) 【大阪】

 723L-34L
 723L-35

予選会のときも、そしてリハーサルのときも、
彼の歌声に、歓声が上がっていたP-MAN。
キーボードの前に、彼だけがまず座って、弾き語りで歌い始めた彼の声が、
ティーンズ・ロックの空間を、全く別な音楽の空間に変えてしまいました。
僕はロックの美しさってのは、
清濁合わさった思いが一つになって音楽から流れ出てくるときに感じるんですが、
彼の歌は、どこか懐かしい、でも憧れだけで鳴らされているのではない、
永遠に変わらないロックの美しさを見せてくれるような、そんな歌でした。
その後ドラムの彼と2曲演奏してくれましたが、どちらも気持ち良くリズムに乗れる曲で、
気付けばステージ前にたくさんの人が集まっていました。
どうしてこの年で、こんな歌い方ができるんだ、ってのは素直な驚きですが、
素晴らしい、っていうだけじゃなく、これはまだ未完成だって感じさせるくらい、
スケールの大きさと、これから先、どんな音楽を鳴らしていくのかが、とても楽しみになりました。

KOSHIHIKARI (コシヒカリ) 【茨城】

 723L-36L
 723L-37

トリは地元のKOSHIHIKARI。
P-MANのライブの余韻に浸っているようなステージを、
気合いの入った、パワフルなパンク・ロックで、
もう一度ステージを熱く、彼らの空間へと変えていきました。
そしてティーンズ最後のライブを、観客と一体になって、盛り上げてくれました。
ラストということで、ずいぶん待って、きっと集中が大変だったと思いますが、
そんなことも全く感じさせない、ラストを飾る、堂々たるステージでした。

すべてのティーンズ・バンドのステージが終わりました。
どのバンドも、持ってるもの全て出し尽くしたと思えるような、
思いを十分に感じさせるライブでした。
すごく楽しかった。ありがとう!

さあ次は、ゲストバンドのステージです!





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最終更新日  2006.07.30 02:09:36
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