ロックインジャパンフェス出場!!!
本日、2006年8月4日金曜日、ティーンズ・ロック優勝バンドのP-MANが、ロックインジャパンフェスのウイングテントに出演しました。ビビりそうなほど暑くなった今日から、ついにロックインジャパンフェスが始まりました。10時30分。レイクステージのライムスターのライブから、ついにスタートしたフェスですが、そのとなりのウイングテントをのぞいてみると、まだガラガラ状態。レイクでは1発目からスタンディング・ゾーン満杯で盛り上がっていて、ライムスターも、最初からテンション上げてあおっているし、グッズ売り場では、長蛇の列ができていて、まずはTシャツから、って人で一杯だし、正直、高校生のアマチュアバンドのステージに、どれだけ人が集まるだろうか、とだんだん不安になってきました。そして開始20分前の10時50分。もう一度ウイング・テントに戻ってみると、そこには、さっきより格段に人が集まっていて、ティーンズ・ロックのスタッフも、安心してました。メンバーのご両親も、ちょっと緊張気味に入ってきて、ひたちなか市長も、観に来ていただき、始まりの時間が近づいてきた、何とも言えない緊張感が漂ってきました。そして開始直前。ウイング・テントは、後ろの方まで人が入っていて、正直、こんなに集まるとは思っていなかったので、すっごくうれしかったです。11時10分。ロッキング・オンの兵庫さんが登場。ウイング・テントの紹介と、そしてわれらがP-MANの紹介をしていただきました。過去出演したアーティストの中でも最年少、という言葉に客席が沸きました。そしてついに、Voの清くんが登場。フェスTを着て、キャップを被った彼は、ちょっと緊張(?)しながら、キーボードの前に座りました。そしてティーンズでも1曲目に演奏した、ピアノ弾き語りの曲を、歌い始めました。ティーンズのときもそうだったけど、彼が歌い始めると、やっぱり観客の反応が変わります。彼の、ちょっとかすれた、そしてビブラートがかった独特の声が、歌に、いろんな思いを乗せて、伝えていくんだと思います。それが直に聴いている僕らの胸の中に、確かに引っかかってくるんです。1曲目を歌い終わると、大きな拍手が上がりました。続いてこれもティーンズと同じで、清くんがギターを持ち、米田くんが後ろのほうから遠慮がち(?)に登場し、ドラムセットについて、2曲、演奏しました。自分はロックインジャパンに全年、全日参加(!)してるんですが、回数を重ねるうちに、新しいバンドを聴いてみたい、新しい音を聴いてみたい、という音楽ファンがとても増えているのを感じます。きっとこのウイング・テントに集まった人たちはそんな音楽ファンだと思うし、そうした人たちの耳ほど、確かなものは無いと思うんですが、彼らのライブの間、みんなその声に、音に集中しているのを感じました。間違いなく、P-MANの音楽は、彼らの耳に、そして胸の中に残っていったと思います。清くんが、「次が最後の曲です」と言ったとき、「ええ~?」という声が上がってましたが、それは本音だと思います。だってオレだって、もっと聴きたいからね。もし来年のティーンズで、演奏してもらえたなら、ぜひぜひもっといろんな曲を聴きたいです。(というわけで、曲作りも期待してます(笑))3曲という、短い時間でしたが、終わったとき、ウイング・テント全体から、心のこもった拍手が湧き起こりました。それは高校生だから、アマチュアだから、良くやった、というような拍手ではなく、音楽を愛する人たちが、P-MANに贈った拍手だったと思います。本当に、素敵なライブ、ありがとう。正直言うと、最初の曲を歌い始めた瞬間、オレ、ちょっと泣きそうになりました。というか、ちょっと泣きました。そして最後に、今日あの時間にウイング・テントに集まっていただいた人たち、本当にどうもありがとうございました。※ちなみに、フェスのクイック・レポートもご覧下さい。