TEENS ROCK LIVE REPORT (番外編)
ティーンズ・ロックが終わって、1週間が経ちました。当日のレポートは、ちょっと時間が経ってしまいましたが、見ていただけましたか?来週は、いよいよロックインジャパンフェスです。今年から新たに作られた、ウイング・テントの1発目を、ティーンズ・ロックで優勝した、P-MANが飾ってくれます!フェスに参加する方、ぜひ彼らのライブを応援してあげて下さい!もちろん、オレも行きますよ!!!今日は、レポートには書ききれなかったことで、いくつか書いておこうと思います。HPのレポートには書かれていますが、このティーンズ・ロックは、ボランティア中心のイベントということで、ステージの設置も、ボランティア(青年会議所スタッフ)で行っています。もちろんプロのGRAND MOTHERの方々の指示で動くのですが、僕は終了後の解体作業を、一緒にやらせてもらいました。(というか、これやらずに帰ったら、なんて言われるか、という・・・)マジ、きついです。これは。リハの朝、青年会議所のスタッフがちょっとだるそうにしていた、本当の意味がわかりました。いや、おそるべし、ひたちなか青年会議所。そしてそれを見事に仕切る、おそるべし、GRAND MOTHER。しっかし、ロックインのステージなんて、どれだけの人がかかわってんのかな・・・。このティーンズ・ロックのステージは、そのGRAND MOTHERの皆さんが作ってくれています。そしてそれを全て仕切っているのが、宮本さんという女性です。リハとか、当日始まる前とかには、バンドのメンバーやスタッフに、てきぱき、厳しく指示を出し、やっぱプロだなあ、と尊敬してしまうのですが、ライブが始まると、気持ち良さそうに音を聴いていて、きっとすっごく音楽が好きなんだろうなあ、と感じました。素晴らしいステージ、ありがとうございました。そして最後に。閉会式が終わって、バンドのメンバーが集まっているところに声をかけようと行ってみたら、なんとも言えない複雑な空気が流れていて、はっとしました。ティーンズ・ロックはコンテストなんだけど、イベントとして盛り上がったことで、忘れてたわけではないけれど、ちょっと軽く考えていました。そのとき感じたのは、みんな、本当に本当にロックインジャパンに出たかったんだな、ということでした。もちろん、それを今回のティーンズ・ロックの目玉として盛り上げていたのは、我々スタッフなんだけど、スタッフが思う以上に、みんな本気で、必死だったんですね。で、そんなみんなの顔を見ていたら、声をかけることができなくなってしまいました。あの、こういうイベントにかかわっていながらこう言うのもなんですが、本当の意味で、音楽に点数をつけることなどできないと思うんです。ただ、音楽という「表現」をする上では、やっぱり「勝ち負け」はあると思うんですね。っていうか、そこから逃げた表現は、何も感じさせないんじゃないか、って思います。何を言いたいか、っていうと、今回のステージ、どのバンドもみんなすっごく必死なライブだったように感じました。こんないいステージでやれるだけでいいや、とか、客の反応なんて、どうだっていいや、なんていうバンドはいませんでした。それぞれのバンドが、自分たちのいっちばんいいところを観せてやろう、と演奏しているように見えたし、それが、オレらが絶対に勝つんだ、って言っているように僕には見えました。悔しいと感じたってことは、それだけライブに勝負をかけてたからだと思うけど、だからこそ、どのバンドもライブしてるときがいちばんカッコ良く見えてました。だからこれからも、結果を恐れずに、そんなライブを続けていって欲しいと思います。以上、イシダのひとりごとでした。ロックインジャパンフェスの、P-MANのライブは、ここでレポートしたいと思います。お楽しみに!