坂本廣志とスカイフィシュのすべて第2部1油拳
1959年5月3日水晶を採りに六甲山を上っていると、2人の男性が前の方を登っていました、なたで竹を切って枝を払っていました。私に話しかけてきて、奄美大島から神戸製鋼所に働きにきていると言っていました。今日は休みですので頂上まで行くと言っていました。登るのにきつくなって竹の棒を杖代わりにしていました。私も休憩してお茶を飲んでまた昇りだしました。少し勾配が緩くなり、登っていると竹の棒を振り回していました何をしているのですかと聞くとトンボを採ろうとしているが採れないと言われたので、網でないと無理ですというと、奄美大島ではこれで取れたのに此処のトンボはとれないと言って飛んでいるトンボを竿先で狙っては失敗ばかりしていました。スカイフィシュのコロ二ーの近くまで来たので此処で竿を振り回してはだめだというと、いきなり私に怒鳴ってなたを振り上げて殺したろうと言ったので竜神様助けてーというと、ギャーと悲鳴が上がり倒れました。 このことはテレビで放送されました学研のムーにも何回も乗りました。 その他の雑誌にも多く乗りました