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売り場に学ぼう by 太田伸之

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Nobuyuki Ota

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2020.02.19
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東京コレクションがJFW(日本ファッションウイーク推進機構)主催になって今回が30回目。早いものでもう15年になるんですね。本日JFW理事会と2020年秋冬コレクション(Rakuten Fashion Week TOKYO)の記者発表がありました。理事会の冒頭挨拶で三宅正彦JFW理事長から「もう15年」と言われ、もうそんなに回数を重ねたのかと感慨深いものがありました。

デザイナー有志とCFD(東京ファッションデザイナー協議会)を立ち上げたのが1985年7月、CFD主催の東京コレクションがはじまったのが同年11月でした。私が責任者を務めたのが10年間、その後久田尚子さんに議長をバトンタッチして10年、そして岡田茂樹さんに3代目議長になってもらったシーズンからJFWに東京コレクション運営が移管されました。

移管された2005年からJFW実行委員長のちに理事長として東京コレクション運営に心血注いでくださった三宅正彦さん(TSIホールディングス会長)はじめ、JFW会員として長くコレクションを協賛してくださった企業の皆さん、冠スポンサーとして応援してくださったメルセデスベンツ、アマゾンジャパン、そして現在のRakutenの皆さんにはただただ感謝です。

この15年間、JFWはいろんな若手支援策を試みました。新人支援として共通会場の無償提供(廣川玉枝さんのSOMARTAらがデビュー)に始まり、海外でデザインを学んだ若者たちに特別にデビューの機会を与えた「ヨーロッパで出会った新人たち展」(山縣良和くんのwrittenafterwardsらがデビュー)、経済産業省の支援で3年間続けた「シンマイ・クリエイターズ・プロジェクト」(江角泰俊くんのEZUMIらがデビュー)と資金がまだ潤沢ではない新人や若手デザイナーたちをいろんな形でサポートしてきました。

また、東京都の支援を受け、若手デザイナーを海外に売り出す「TOKYO FASHION AWARD」事業やパリでの初ショー開催を支援する「FASHION PRIZE OF TOKYO」事業も継続開催しています。前者では最近海外でも評価の高い落合宏理くんのFACETASMや井野将之くんのdoubletが選ばれ、後者では黒河内真衣子さんのmameや岩井良太くんのAURALEEがパリデビューのチャンスをもらい、今年はTAAKKの森川拓野くんが先月パリで初ショーを披露しました。

もしも東京コレクションが経済産業省の主導の下でJFWに移管されていなかったら、こうした新人や若手デザイナーにチャンスを提供する数々のプログラムは実現できなかったでしょう。海外バイヤーやインフルエンサーの招聘ではJETROが協力してくれていますが、デザイナーだけの組織では資金に限界があってここまで海外から呼ぶことはできませんでした。

自主運営のCFD東京コレクションと比べたら、JFWではいろんなサポートがあって参加デザイナーたちは恵まれています。あとは1つでも多く魅力的なコレクションが登場するのを期待、ですね。

今シーズンの詳細は以下のサイトを御覧ください。コロナウイルス騒動でイベント中止が相次ぎますが、現時点でコレクションは予定通り開催です。
https://rakutenfashionweektokyo.com/jp/the30th/






Last updated  2020.02.19 14:11:26
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