猫の毒抜きは結構大変
猫の世界にも荒くれ者はいるものです。野良にも、人間に歩み寄る事が出来るコと出来ないコがいて、まあ なんやかんやで後者に腕をやられました。かなり強く噛まれたので血は全く出ず、黒い穴が2つ空いて手がジンジン痺れてた。とりあえず 水道水で洗ってマキロンつけて テープ貼って 寝ましたが腕にギザギザの木っ端埋め込まれたみたいにズキズキ痛むし翌日腫れが広がったので 病院行くか…となりましたが本当は噛まれたらすぐ病院が正解らしい。経過を少々。◯火曜日 傷口を広げないといけない と言われ局部麻酔、メスで切開、消毒。寝かされて切ったので「どのくらい切ったのかな」と頭を上げて見たが流血でよく見えず。そのまま包帯ぐるぐる巻きに。そのあと抗生物質の点滴と破傷風の注射、採血 など。飲み薬の抗生物質と痛み止めを処方してもらって、帰る。 (写真は鏡ごしなので負傷腕は左です)思ってたよりずっと後処理大変なんだな… と思った。牙跡2つでまだ良かった。4つなら四ヶ所切開て事に。この日は切開の痛みの方が強くて、ハンドル握るのも無理でした。◯水曜日消毒ガーゼとった後、傷口に新しい消毒ガーゼをぐんぐん詰め込まれる。(もともと痛いので詰め込まれた事による痛みはあまりない)そして白いガーゼと肌色テープで処置。また点滴。ー木曜は病院が休みー◯金曜日傷口に詰め込んでいたガーゼを抜かれる。思ったより痛みはない。「だいぶイイね」と言われ、「じゃあ傷口塞いでもいいかな」と薬を塗られて傷テープのみで処置。(薬がはみ出していたので簡易包帯は自分ではめた)「明日で 通院もういいよってなるかも」と言われてちょっと浮き足立つ◯土曜日あれ? また包帯ぐるぐる巻きに…今日は違う先生だった。傷じゃなくてその周りの腕の中がまだ痛む事と腕がまだ腫れている、という事で 薬を塗って消毒ガーゼ再び。通院はまだ続く。次は月曜日。(思ったより通院長いな…)お風呂が不便 なのと薬でお腹壊してるの意外は普通に暮らせるのでもうちょっと我慢しよう。これがお腹壊す副作用もある抗生物質。検索したらその他にもいろいろ副作用あって怖くなったので見るのをやめた。今は解毒できたらそれでいいんだ。こんなに事後処理が面倒なのに、人生初めての経験なのでちょっと楽しんでいる自分もいる事を認知しています。因みに噛まれた原因は「飯をヨコセーーーー!!!」ガブ!という納得できないもの。いや、もともと気性の激しい毎日顔合わせてても毎回挨拶は「シャーーーッ!!」で今までもなんども爪をかわしている程喧嘩っ早くてカラスぐらいデカイ鳥獲ってくる狩猟本能剥き出しの獣みたいなコで空腹時はかなり機嫌が悪いって了解はしてたけどさぁ。びっくりするな(笑)噛まれない という事が一番いいけど、もし噛まれてしまったら すぐ病院に行く事をお勧めします。ちょっと面倒な通院になるけど、猫は色んな菌を持ってて放置は非常に危険との事です。もうちょっと治ってきたら追記しますね。◯6/11 追記 やっと本日で通院免除!やったー!一昨日は残っていた痛みで手が開かなかったのですがもう傷の周りもどこも痛くない。これで また膿んだ、とかならない限り来なくていいよと言われました。嬉しい。あとは傷を塞ぐだけ。でも破傷風の注射はあと2回行かなきゃ なんですが。次はひと月後で、その次が1年後。1年後って!忘れてしまうわ。 と思いますがなんと この注射3回打てば一生破傷風にかからないそうなんです。これは忘れずに3回打ちたいところ。HOME追記。後日談。その後、この子にはしつけが必要 と感じ、次の日からしつけ開始。ご飯よこせーーー!と長鳴きされてもこちらは椅子に座って猫の顔を見ながら放置する。静かになって、座るまで放置。座ったらご飯を出す。をしばらく繰り返していたら私たちがどういう関係で成り立っているのかこの子なりに理解したようです。もうシャーって言わない。むしろ可愛い声しか出さなくなった 笑もともと頭の悪い子ではないので教えれば理解するだろうなと思ってたのですが理解めっちゃ早かった。もっと早く教えれば良かった。さらに追記。2019/1月腕の傷跡はしこりのような盛り上がりも消え、平らに。色はまだ薄く赤い。酒が入るとクッキリと赤い。一応無駄かもと思いつつアットノン塗ってるのでちょうど1年後に写真載せるつもりです。