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2007/06/15
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カテゴリ:ノーマル/デイ
それは私がまだ専門学校に通っていた時の話。

ある朝の山手線でのこと。
いつものようにギュウギュウ詰めになりながら、私の降りる駅に到着。
「すみません、降ります」と人込みをかき分けてドアまで行くのはいつもの事なんだけど、
その日はドア付近の人が降りてくれなくて、なかなかドアまで辿り着けなかった。
「すみません、ちょっと、すみません」と普通サイズの声でくり返す私。
そのとき。

「降りるって言ってるだろうがー!!」

怒鳴り付けるようなおじさんの声。
その声にびっくりして、ドア付近の人が一旦外に降りてくれた。
私自身もびっくりしつつ、列車の外に出た。
振り返っても、その声の持ち主が誰だったかなんて分かるはずも無く
しばらくして、ドアは閉まった。

そのおじさんが降りるわけではなかった。
私が降りるのを助けてくれたのだった。

誰だったのか分からない。
その声ももう覚えてはいない。
だけど、その時すごく嬉しかったのは今でも覚えている。

今でもその時のことを時々思い出して ちょっと嬉しくなる。


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拍手お返事
それはどうもすみません…
ちょっと設定変えてみたのですが、これでどうでしょう。
これでもダメだったらまた拍手コメに入れておいてください。いつでもいいです。






Last updated  2007/06/16 01:30:04 PM
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