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8時頃モーテルをチェックアウト。
フリモントストリートを東へ。 途中見付けたセブンイレブンで朝食を買い、車の中で食べる。 アメリカのセブンは、コーヒーだってセルフです。 (→今は日本もセルフになったね) 地図を確認しつつ、そのまま道を東へ進む。ここをまっすぐ行けば国道93号線に合流するはず。 合流するまで、結構ずーーっと真直ぐ。 しかも東に向かって走っているので、アスファルトの照り返しがキツイ; 冬だからとサングラス置いて来て不正解でした。 93に、合流。 この道の先にあるのは、「フーバーダム」という大きなダム。 ここで作られた電力が、ラスベガスの原動力になっている。 立体駐車場も完備だが、道の所々にも駐車スペースがあるので、そこから見学するもヨシ。 そこから見学した。 ダムを過ぎ、ここからまた真直ぐな道を100Kくらい進む。 キングマンという大きな街に突き当たるまで、真直ぐ。 Kがぽつんと 「走っても走ってもまだ着かないなんて。アメリカがこんなに広いと思わなかった」 と言う。 実際に体験すると、その壮大さが分かる。逆に、体験しないとわからないんだろうな。 写真やパンフレットとは全然違う。だから、体験するということは自分の財産だと思う。 キングマンから、高速道路に乗ってもいいけど、ここからならルート66に乗る方が良い。 オールドルート、「ルート66」。 高速道路の発達につれて分断され、ばらばらにその姿を残す「ルート66」 この道を愛して止まない人々も、まだたくさんいます。 私はこの道に対して、そんなに詳しく知っているわけでは無いけど、でもこの道が好き。 ラスからGCまでの道のりで、66に乗れるのはここだけなので、積極的に乗りますとも。 いい天気。雲も面白い形を作りながら空を飾る。 建物が無い、ということはどれだけ空が大きいか実感としてものすごい、ということ。 空は地面よりはるかに広い面積で、私達の視界に飛び込んでくる。 空、広いなー。空はこんなに広かったんだなー。 私の住む、日本の田舎でさえ、空はせまいと思う。 前方に雪雲が見えてきた。 かなり遠くにあるものの、その大きさはかなりのもの。横に何キロも広がっている様子。 地面と空以外になにも無いので、その雪雲が所々で雪を降らせているのが見えたりします。 「雪降ってるねぇ、、」 とその雲を不安げに見るK。GCまではまだまだだから、あの雲に対して直接不安を感じなくていいものの、やっぱり高地は雪が降っている、という決定的事実。 でもここまで来たらもう進しか無い。あとはなんとかなるに違い無い。 66も終盤(高速の入り口近く)のころ、よくTVで見る「ルート66グッズがたくさん売っている店」を見付けた。ちいさな町のようなところ。 前回来た時は普通に通り過ぎていたが、(笑)、今回は寄りましょう。 何故かこの町に入った途端雪が降ってきたんだけど、(というかこの町だけ雪が降ってるんだけど??)路駐して、店に入ってみることに。 店構えはこっちゃりと。 カウンターには気さくそうな店員さん。 店には他にも数人客の姿が。 店内は見事に66グッズだらけ。ポストカードやキーホルダーはもちろん、ペンやマグ、地図、Tシャツ、ナンバープレート、灰皿、ジッポー、ぬいぐるみ。 わぁ、わぁ、と思ったわりに実際買ったのはポストカードとワッペンだけなんだけど。 でも、店員さんが記念にコレを、とこんなものをくれました。 わーい!Thank you!!!嬉!! うきうきと店をあとに。 ちなみに、おつりでくれたクウォーターコイン(3枚)は全て50州記念コインで、しかも新品。 お客さんの為にわざわざ用意してくれているのかも。すごく嬉しかった。 町を抜け(同時に雪も抜け)道は高速道路と合流する地点に差し掛かる。 その前に、ガソリンスタンドでガソリンを満タンにし、ついでにおやつも購入。 寒かったので温かいコーヒーも買って、再出発。 高速に乗ってしばらく走ったあと、ウィリアムズという街で降りる。 ここからは「グランドキャニオンはこちら」的な看板がたくさん出ているので分りやすい。 しかしびっくりしたことに、ウィリアムズは大雪の後だった! 今日は完全に晴れているけど、「昨日まで大雪でした」規模の雪がまだ大量に街のそこかしこに残っている。 除雪車もまだまだ活躍しており、その除雪車も「この雪どこに持って行けば?」と困るくらい、道の脇には雪がテンコモリになってた。驚愕した。 本当なら、まだ時間も少し早かったので、ギフトショップなど並んでいるこの街にちょっと寄り道したかったけど、、、あまりの雪の多さにびっくりしつつ運転していったら、街を抜けてしまった(笑) とにかく、先を急いでみようか。 この街を抜けたらもう、グランドキャニオンへは一本道。 あとはひたすら北上するだけ。 途中で一度だけトイレ休憩挟みました。 コーラプラス、買いたかったけど諦めます。 アメリカは、トイレのドアの隙間も大雑把です。 ここがグランドキャニオン空港でしょうか。 この道中は、非常にいい天気でした。車内は暑いくらいで。 でも、この時はもう私達には分かっていました。 グランドキャニオンはきっとすごい雪なんだろうということが。 なぜなら、この平らな真直ぐな道の、まさに私達が進むべき方向に、『ラスボス』と形容するのが相応しい、でっっっかい雪雲が鎮座していたから。 さっき言ってた「大きい空」の、前方全面がすべてその「ラスボス」で覆われている。 横幅30キロくらいあるんじゃないだろうか…。 K「これから、あれに突っ込むんだよね?」 @「…逃げられないね。で、間違い無くグランドキャニオンあの中だよね」 私達の装備はRAV4 2.4L。タイヤはノーマル。この装備で大丈夫なんだろうか。 (後)へつづく。 HOME お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2021/08/02 04:05:09 PM
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