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6時に起きて、母が目覚めないウチにこっそりハガキを書いた。
朝食。ミュラーで最後の食事。 ↓このパンが美味しくて、ハムやチーズを挟んで食べた。 ドイツはパンの種類が多いけど、どうしてどれもこんなに美味しいんだろう。 食事後、軽く散歩。今日はいい天気。朝日が眩しい。 坂の下まで下り、ポストにハガキを投函。 ついでに自販機で切手もいくつか買う。 これがドイツでの初切手買い。結局ドイツに来て郵便局一度も行けなかった。自販機の切手はデザインがちょっと味気ないのが残念だ。 8:30、ホテルをチェックアウトし、出発。 これがドイツ最後のドライブとなる。 あまりに天気が良かったので、晴れた写真も是非撮りたいと思い、ミュンヘンに向かう途中またヴィース教会に立ち寄る事にした。 …というのに、教会の辺りに来てまた曇り出した。 残念だったけど、一応立ち寄った。 ミュンヘンに向けて再出発。 大きめの「Munchen」の標識を目印に行く。 一応ルートは日本にいる時からチェックしていたので安心はしていたけど。 途中からドイツ初高速道路。ここでは最低速度130Kmという高速。 ドイツのみなさん、さすがに早い! しかし私も意外と130k普通に出せて、順調な走行。 ギアを5に入れる時だけちょっと緊張した。 表示も大きいお陰で全然迷わなかった。旅行者にも分りやすい。 が、突然大渋滞。ノロノロ。 あれ?と思いつつノロノロ進んでいたら、何故か全員高速を降ろされる。 どう言う理由かまったく分らなかったけど、この先の高速道路が通行止らしい。 一度に全員が一般道に降りるので、ものすごい渋滞。 いや、そういうことじゃなくて。 高速降ろされたら空港までどうやって行けばいいのか分からない!(ガーン) 慌てて地図を広げて、「今ここなんじゃないか」「じゃあここ行けばいいんじゃないか」 あたふたと地図確認。 とにかく92号線に出れたらいいんじゃないか、ということになり、地図と勘を頼りに道を選び、なんとか92に乗れた時は「よ、よかったー!」とホッとした。 「ミュンヘン フランツ ヨーゼフ シュトラウス空港」の標識が見え始め、渋滞と遠回りで1時間程到着予定時間をオーバーしたものの、無事空港に到着。 空港のガソリンスタンドでガスを満タンにし、レンタカー返却。 この空港は返却レーンがひとつで、どのレンタカー会社も一ケ所へ返す、というのを知っていたので手続きは簡単だった。 レシートを切ってもらい、トランクを車から出す。 ここで旅の相棒となってくれた車とお別れ。最後に写真を撮った。 全走行距離は650kmほどだった。 空港からはSバーン(電車)でミュンヘン市内に向かう。 二人なので「パートナー券」というのを買えばいいはず、と思ったが自販機の表示が難しくて しばらく「歩き方」片手ににらめっこ。 ボタン多くないすか やっと購入したのは、パートナー券という切符。 二人で18ユーロで、空港からミュンヘンまではもちろん、ミュンヘン市内でも電車に乗り放題の一日券。 ホームに行く前に機械で刻印を押してから乗る。 車両は空いていた。45分でミュンヘン市内に。 中央駅は「さすがドイツ!」という感じ。列車が何本も並び、ホーム側には色々美味しそうなスタンドが並ぶ。 人も多く賑やかで、ここからたくさんの人が出発して行くという活気があり、楽しい。 まずホテルに行きたくて一歩駅を出ると、、 あれ? なんか想像していたのと雰囲気が違う。 多分思った以上にアラブ系の人が多く、何故か沢山道ばたにたむろしていたのが不思議だった。 ミュンヘンってそういう街だったのか? とりあえずホテルへ。『ドライ・レーヴェン』 ホテルの人はみんな親切だった。部屋もそれなりに広く、ベッドの側にとても大きい鏡があるので、余計に広く見えた。 枕の上にはハリボのグミが乗っている。 (ハールブルク城と一緒。グミといえばハリボ?) 青を基調とした綺麗な部屋だった。 廊下はそんなに広くないけど、人が通ると明かりがつく仕組み。 1時頃、さっそくミュンヘンの街歩き開始。 ミュンヘンの観光時間は実質半日しかないので、ランチの時間が勿体無く、テイクアウトの何かで食べ歩いて済まそうと思っていたが、それより先にまず 一番見たかった「悪魔の足跡」がある教会「フラウエン教会」へ。 中に入ってすぐのところに、あった。「悪魔の足跡」 まん中が「悪魔の足」 奉納式前夜にこの教会に忍び込んだ悪魔が、「この教会は窓がない」と喜んで奥に進んだ所、進むに連れて窓が現れ、悪魔は怒り狂った、、、という伝説があるらしいです。 (地球の歩き方/南ドイツ より) 今でもこの教会の周りは悪魔が起こす強風が吹き荒れているとか。 面白い話じゃないですか。 この足跡の所に立つと、本当に教会の窓がひとつも見えず(写真右)、進むと窓が見える。面白い。 この足跡だけが目的だったので塔には登らず、外へ出てすぐの所にあった店のテラスで遅い昼食を取った。 席に座るとアジア系のウエイトレスさんが日本語メニューを持ってきてくれた。 さすがミュンヘンともなると、日本語メニュー完備なのか。と感心してしまう。 オニオンフライ、トマトズッペ、ビールなどを注文。 どれも外れなく、ズッペが特に美味しかった。 しかしどのサイドメニューにもサワークリームがどっさり付いてきて、不思議だった。 味付けはサワークリームにまかせろってことだろうか。 休憩もかねてゆっくり食事をし、再び観光へ。 この時時間は3時ちょうどだったらしく、フラウエン教会の鐘が大音響で響いていた。 音を背に、Kaufhof(カウフホフ)というデパートへ向かう。この3階にシュタイフが入ってるということだったので、買う買わないはさておき、是非行きたかった。 新市庁舎。この側にカウフホフがある。 シュタイフのぬいぐるみ。。全部が可愛いわけじゃない。けどローテンブルクで見たシュタイフのキツネが可愛くて、どうしてももう一回見たかったからだ。 キツネ、やっぱり可愛かった。 左、キツネ。 右、ちっさいベアたち。 しかし私は2万近くもするぬいぐるみを買う予定が全くなかったのでやっぱり諦めた。 友達へのお土産だけ買って、店を出る。 次はプーマショップに行ってみた。 買うものはなかったけど、Tシャツやビーサン、バッグ、自転車、そしてもちろんシューズ。 色々あって楽しい。さすが本場。 次は高級デリカッセン、「ダルマイヤー」へ。 (というか、後で調べたらダルマイヤーだった) 店内は高級感漂う専門市場。チョコレート、お茶、デリ、キャンディ、それぞれブースが分かれていて、どれもちょっと品の良い感じ。 店内はとても混んでいた。 「いつ食べるのか?」ということは考えずに、美味しそうだったシュパーゲル(白アスパラ)の惣菜を買う。 それにお土産に、とキャンディを購入。小さいが造りの良い紙バッグに入れて渡された。 マルクト広場周辺をブラブラ歩いていたら、ちょうど仕掛け時計が動きだした。 写真を撮ろうとカメラを構える。とても人が多い。 (カメラを構えた時はスリには特に注意) 今日は観光に半日しか割けないと分かっていたので、ミュンヘンの下調べをそれほどしていなかった。 故に、行く所がなくなってしまい「もうホテル戻ろうか?」ということに。 地下鉄で中央駅まで戻り、駅前のスーパーでコーラと水を買ってホテルの部屋へ。 疲れもあり、7時過ぎまで部屋で休む。 しかしここミュンヘンがドイツ最後の夜になる。 どこかドイツっぽい店で食事をしようと再び外へ。 行く店は決めておらず、見てよさげな店に入るつもりだった。 いくら観光客メインの店だとしても、美味しいところは混んでいるに違いない。 そう思いつつノイハウザー通りを行く。 途中で表のテラス席がものすごく混んでいる店を見つけたので、そこに入る事にした。 表同様、店内もかなり混んでいる。 どうにか空いてるテーブルを見つけ席に付くと、オリラジの藤森君似のウエイターさんが英語のメニューを持ってきてくれた。 とはいえ、どんな料理か良く分からないものが多かったので、適当に注文。 なにやらボリューム満点のものが運ばれてきた。 今日のビールは1人ずつ違うもの。ドイツビールは銘柄によってグラスが違うので、誰がどんなビールを飲んでいるのか一目で分かる。 回りの席を見回すと、色んなグラスの人がいて、「これが一番人気のビール」というのは特にないように感じた。 皆が自分の好きな味のビールを飲んでいる。 注文した料理が運ばれてきた。 驚いたのは、藤森くん(仮名)が他のテーブルの料理も合わせて9皿載った盆を、片手で持ってきた事だった(!) 片手で何キロ運んで来たんだろう。プロは凄い。 料理はビールがすすむ味付け。どれも美味しかったけど、若干食べ過ぎた。 会計してもらい、29.30ユーロだったので50.30ユーロ出したら、おつりに20ユーロ返って来た。 どうやらドイツの人は端数だけチップで取るらしい。 チップ1ユーロでいいんだろうか?と思ったのでもう少しだけテーブルに置き、席を立った。 このままホテルに帰るのも勿体無いので市庁舎まで。 途中でアイスを買って、食べながら歩く。 1つ1ユーロ。安い ライトアップされた市庁舎をカメラに納め、 ホテルに帰った。 夜もまだまだ観光客が多い。 私達がさっき食事をしたレストランも、まだまだ混んでいた。 部屋に戻り、夕方に買ったお惣菜どうしよう?という話になったが、二人ともうとうと寝てしまう。 いつ寝たのか定かではないままに、就寝。 明日へつづく。 HOME お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2021/08/03 02:28:22 PM
[2009 パリとドイツ・ロマンチック街道ノイシュバンシュタイン城までドライブ旅] カテゴリの最新記事
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