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カテゴリ:2010 ベルリンプラハを列車でつなぐ旅
予定より1時間程遅れたが、列車はプラハ中央駅に到着した。
プラハも、イイ天気だった! プラハのマンホール、その1 チェコの通貨はコルナ。 駅構内の両替所で少しユーロをコルナに替える。(でもあまりレート良くなかったような) 替えたコルナで一日券のトラベルカード(列車もバスもこれ一枚で乗れる)と、喉が乾いていたので水を買った。 が、慣れない通貨に金銭感覚大狂い。 私は今円換算幾らくらい出したんだろう、そして貰ったこのおつりは一体いくらなのだろう…? このコインはいくらくらいの…? 久しぶりの感覚に、面白いやら焦るやら。 ホテルまでは少し歩く。 ほぼ石畳のこの街は、とても美しい。トランク引きにはとても堪えるが、頑張る。 ホテル近くの火薬塔 予約していたホテル「グランド・ホテル・ボヘミア」に到着。 ボヘミアというと私はすぐシャーロック・ホームズを思い出すのだが、奇遇なことに、このホテルのすぐ近くに「baker street」(ベイカー街)という名のパイプ屋さんがあった。 (写真を撮ったのは夜) ホテルの部屋で少し休んで、部屋を出たら4時近くだ。 列車の時間が遅れたのが押して、予定よりかなり遅かった。 ストラホフ修道院に行こう、と話していたので最初の予定通りそちらに向かう。 プラハはこんな小道が多い 歩きがてら、土産屋をチラ見。 予想に反する量のマトリョーシカが売られていた。 あれっ、ここにも?チェコってそういう国だったの? 予想外といえば、観光客の多さも予想外だった。 色んなガイドブックを見て、「プラハって静かに佇んでる街ってイメージだな」と勝手に思っていたのに、実際のプラハはアメ横ばりに賑やかなのだった。 観光で来てる人が、本当に多い。 有名なカレル橋まで来てみた。 …ら、ここは現在橋の石畳を半分程工事中。 橋の塔に登ろうかと思っていたけど、工事中なら登らなくていいかもな、と思いながら先を急ぐ。 橋からバルーンが見えた。どうやら観光客を乗せて飛ばす商売らしい 橋を渡ってから先は、ずっと上り坂。 思った以上に急な上りが続いていた。 …おぉお…これは、5時までに修道院に辿り着かないのでは?という考えが、チラッと頭を過る。 (修道院の見学時間は5時まで) 街並は見とれる程きれいだ 坂道を、のぼる。 とにかく上る! 途中、プラハに来たら絶対立ち寄りたいと思っていた「金のさかずき」を見つけ、大興奮。 写真だけ撮って、でも今日はとにかく先を急ぐ! 金のさかずき 4:50、ストラホフ修道院に到着。着いた! ストラホフ修道院 と思ったのも束の間、入り口まで来たら扉の向こうでおばさんが「クローズ」と言って扉を閉めた。 閉めた…! そっかー、ここ(プラハ)では10分前に閉め出しちゃうのが常識か。 残念だったが、仕方ない。ここにはまた明日来よう。 そう思って振り返ったプラハの町並みが、眼下に美しかった。 ベンチでちょっと休憩した後、プラハ城へ。 ここからならすぐ近くだ。 むこうでとんがってるのが、プラハ城 戦闘体勢の「くまのミーシャ」を初めて見た 城の中は特に何かを見るのでなければ通り抜け無料。 郵便局を見たり、教会の外観を見たり、 アイスを買って食べたりした。 (アイスは城内だったので、地上よりちょっと高くて45コルナ。値段はコルナとともにユーロの金額も書いてあった) 日中ならばもっと見どころがあるのだが、それらが閉まった夕方~夜は、誰でも見学可の、ただの美しい城敷地となる。 このプラハ城で最も見たいと思っていた「黄金小路」は、なんと…今年の5月から一年間、修復の為見学不可!(ガクリ) てことを、旅の計画をしていた当初からチョコ嬢に教えてもらっていたので、現地でがっかりしなかったのが幸いだ。 ちょっとだけ工事中のその路を覗いたが、見事に地面が掘り返されていた。大規模工事らしい。 プラハ城より、街を望む 地上に戻り、カレル橋を右手に、別の橋を渡って帰る 左は鐘が壁にめり込んでいる「石の鐘の家」と呼ばれるもの。 歩き疲れ、一度ホテルへ。 夕食は以前から本で知り、行きたいと思っていた「二匹の猫」という店へいくことに。 でもその前に時間があるからと、近所のスーパーに行ったりもした。 夕日を浴びるプラハの街 そこで少々紙ものを買い込んでから、「二匹の猫」へ。 (多分レストランというよりは居酒屋に近い店) 夜のメニューは4種だけだという。 実はメニューが全く読めなかったものだから、むしろ都合が良い。 出て来た料理は、チェコの地元料理だ。 料理の前にアペリティフとして、あの「プラハの食前酒・ハーブリキュール ベヘロフカ」が出て来た。 お土産にと小さいサイズを買ったものの、自宅で飲むつもりはなかったので、味見が出来ると大喜び。 そして一口飲んで、度数の強さと飲み慣れないハーブの香にノックダウン。 で、でも…味見出来て よかっ… たよ。(ゲホゲホ) 食事は、私は美味しいと思った。けどチョコ嬢は「浸してあるパン」が嫌いだと困っておりました。ソースに浸して出すのは、プラハの料理ではよくあるやり方だそうな 店を出ると、もう10:30だ。 夜のプラハ城見学もしたかったが、乗ろうと思っていたトラムの路線が路面工事中で走っていなかった。 それにとても疲れたね、とホテルに帰る事にした。 夜の火薬塔。 右は内部 今日はまだコルナに慣れていないので、いくら使ったかまるで実感が無い。 その辺も確かめよう…と思っていたのに、お風呂に入ると疲れがどっと出て、そのまま眠ってしまう。 国境を超えた一日目はこうして終わった。 この日スーパーで買ったもの。ウエハースは30円くらいだったけど、美味しかった つづく HOME お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2021/08/02 03:04:34 PM
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