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2010/09/30
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前夜、そんな風に眠ったので午前一時に目が覚める。

寝直すが、3:30にまた起きた。
せっかく島内に宿泊しているのだし、外に出てみよう…!と今度は強く思った。
(前前回の旅、ドイツの城で夜歩きしなかったことを若干悔いている為)

1人で部屋を抜け出す。
雨はすっかり上がっていて、空にオリオン座が光っているのが見える。

門まで歩くが、修道院のライトアップはもう消えていた。残念。
ホテルに戻ろうと道を引き返すと、道の脇に猫がいるのに気付いた。


子猫2匹、その親1匹。
人に慣れている様子ではなく近寄れなかったけど、モンサンミッシェルに猫が(のら?)いることにちょっと驚きつつ、部屋に戻った。

また少し寝て、今度は6時に起きた。母を起こして、入り損ねていたお風呂に入る。
さっぱりしたあと、まだ暗い島の散歩に、今度は二人で出掛けた。

島全体がまだ眠っていた。
暗く、静かな階段を上り、黒から青に変わりつつ在る空を眺める。



島を照らすオレンジ色の光。
ここで暮らす人たちの分しかない、細い道。
どっちの道を行こうか?



黒猫に会う。
追いかけて、門の近くまで。
そこで更に多くの猫達と会った。
ここではここの猫の暮らしがあるんだろうな。

空が白んできた。今日は良い天気になりそうだ。



8時頃、朝食を食べる為に指定されたレストランへ。
なんとそこは昨日ランチを食べた所だった。
ランチ時は埋まっていた窓際の席に座る。景色がとても綺麗に見えた。

朝食メニュー自体は、「パン3種、チーズ、ハム1~2種、コーヒー、ジュース」程度の超質素なものだったが、今回何故かあまり食欲がなかったのでまぁいいか、と食べ始める。

男子だったら絶対足りない。



しばらくすると太陽が昇った。
水面を光らせて、世界全体がとても眩しい。
このレストランはバルコニーから外に出られるようになっているので、さっそく出て写真を撮る。
昨日の天気からは想像出来ないくらいの良い天気。空は真っ青だ。
太陽を浴びたモン・サン・ミッシェルは昨日と別の島のように輝いていた。


→(2010年当時は島のギリギリまで駐車場だったんだよ)

そして今日こそは!と意気込んだ。
朝食後、案内所に向かい、電話を2本、お願いした。
一つはULMに、一つはタクシー会社に。
OK出たので、すぐにホテルに戻ってチェックアウト。
タクシーが来たらそれに乗り、ある場所へ。


途中、運転手さん曰く「メニメニシープ!」にも出会う。

モンサンミッシェルの湾を、ぐるっと回る形で、タクシーはULMに到着。

このULMというのは、、、これだ!


これでモン・サン・ミッシェルを空から見る!

TVでこの飛行機がモンサンミッシェル上空を飛んでいるのを見た時、私も飛びたい!と強く思ったのだった。
その願いが今現実に。

パイロットはMAOさん1人なので、まずは母から、そして次に私が飛ぶ事になった。

離陸して2分でかなり遠くまで行ってしまう。あっという間に見えなくなった。
待ってる間もワクワクする。
本当に飛べるのか?と。本当にその時が来たのか?と。

次は私の番だ。
ジャケットを借り、ヘッドホン、ヘルメットを装備、そして二人乗り飛行機の後ろの席へ。

走る。

そして飛ぶ!


思ったより細かい振動が多い。
カメラ振れないかな?なんて思いながらも、夢中でシャッターを切った。



最初は湾の上を飛んで行く。
羊がやけに小さく見えて、まるでおもちゃみたいだった。ものすごい浮遊感。




来る時に通った街の近くも飛ぶ。
そしてついに、島の周りを旋回。



結構冷たい風が来る。
旋回する時は側面に機体が無いので少し怖い。席の奥にぎゅっと体を詰める。


本当に綺麗で、すごい体験だった。
島の周りに雲が出て、まるで天空の城みたいだ。



20分コースだったのであっという間だったかもしれないけど、何度も島の周りを旋回してもらえて、大満足のコースだった。

飛行場に帰ってくると、母がフランスの人と一緒に待っていた。
次に飛ぶ人らしい。怖い?寒い?などと聞かれ、怖く無いけど寒いよ!と答える。

…楽しかった!
昨日は 「ここまで来たのに飛べないのかなぁ」 とがっかりしたりもしたが、
旅の神のことはただ信じてれば大丈夫なんだな。と思った。
だって昨日はもう「絶対明日も雨だよコレ…」と思っていたもの…!

待っててくれたタクシーに乗って、また島まで帰る。
帰る途中、またどんどん雲が多くなってきた。午後は曇るかも。
途中馬がいるよ、と喋ってたら運転手さんに「レースに出る馬だよ」と教わる。

島に到着、この運転手さんにはとてもお世話になったので、チップの形で感謝を表現。
ベリーベリーメルシーボークー!
(別れの際、一緒に写真撮らせてもらった)

島に戻ったのがちょうど12時くらいだったので、お昼を食べる。
朝、食べたのと同じレストランで食べる。
18ユーロコースの、ガレットとサーモン、そしてシードル。



4食目ともなると、島内で何を注文したら自分的正解なのか、分かるようになってきた。
ウェイターの人にまた「メシアガレー!」と言われながら、美味しく頂いた。

食事を終えてぼんやりしてたら、あのウェイターさんがレシートと、キーホルダーを2コ置いて行ってくれた。
え?ナニ?なぜ?
「プレゼント?」って聞いたら「そうだ」って言う。
2日間で3回来た事を覚えていてくれたんだろうか??
いまだになぜ?って思うけど、いまだにずっと嬉しいよ。ありがとう。

食事を終え、帰りのバスが来る時間まで、島で最後の買い物。
私は何度も目にして気になっていた地図を、ついに買うことにした。
母は「記念になるものが欲しい」と危うく
『モンサンミッシェル』とはっきり書いてある、量産型の皿を買いそうになっていた。
いけない。危ない!
「ここで買ったと誰が見ても分かる物じゃ無くてもいいじゃない。自分が本当に気に入った物を買えば旅の記念になるんだから」と言うと考え直す母。
危ないとこだった。

で結局、土産屋の奥にあった、リモージュ焼きでアンティークの小さいカップを買うことに。
お土産だというと、綺麗にラッピングしてくれた。
包んでもらっている間、アンティークコーナーにあった小さいリングが気になってずっと見ていたら、その視線に気付いたお店の人が、指輪を出して、私の指にはめてくれた。
おお?なんかピッタリだ。
買うかどうか決めていなかったのだが、ピッタリだったので、日本に連れ帰ることにした。
こういう縁は大事にしたい。
このお店では本当、イイ買い物したなぁ。(母子共々)
 綺麗に包まれたリモージュ焼き。

あとは一通だけ、大急ぎで手紙を書いて投函。
バス停へ急ぐ。

島の滞在もこれで終わり。
きっと一生に一度しか来ない場所だと思うけど、ここでしたかったことが全部出来てよかったな。
「いつか行きたい」と思っていた孤島、モン・サン・ミッシェルの旅、これにて終了。




かわいい街を沢山通り過ぎ、レンヌに到着。
ここでまたバスから列車に乗り換え、パリへ。



例の「ステキホテル」に荷物だけピックアップしに行き、大きいトランクを2個受け取って、そこから徒歩2分の「本日のホテル」へ。
(本当は同じホテルに泊まりたかったんだけど、満室で予約が取れなかった為、近所のホテルに移動したのです)

えーと、この辺のはずなんだけど…
ホテル、どこ??

そのホテルは大通りを一本入った、細い道に面していた。
とても小さいフロントで、部屋は…ピンクだった(笑)
まー 窓の形とかパリっぽくてカワイイけどさー。チープでいい味出してるけどさー。ピンクか~


バスルームは清潔感のある白×青で助かった

「booking.com」で、ホテルランクも宿泊料もほとんど変わらない近所のホテルを選んだはずだったのに、こんなに違うのか!?
と吃驚するほど差のあるホテルだった。
部屋の広さ、セキュリティ、インテリアセンス、その他あらゆる全てにおいて。

ネット予約って難しいんだよな。星だけでホテルを計れないのが現実。
今回は仕方ない。けど、次にリヨン駅側のホテルを予約する機会があったら、絶対一昨日のホテルにするぞ!と誓う。

近所のスーパーに夕食の買出し。
サンドイッチにサラダにヨーグルト、ジュースにポテトチップス。
スーパーのご飯もなかなか美味しい。


唯一目に痛くない色で写真が撮れるバスルームで撮影

明日はまた列車でパリを離れる予定。
カメラの充電など準備をしながら、何故か痛い喉に不安を覚える。
嫌な予感。
まいっか。
早めに寝てしまおう。


明日につづく。




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Last updated  2021/08/03 03:30:52 PM
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