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カテゴリ:映画/TV
随分と日記をサボっておりますが、日常写真は撮り貯めております。
今更感強いけど、過去日記としてちょっと3月分を埋めておこう(笑 ここでは、先日楽しみにしていた 「そして誰もいなくなった」の話を。 先日本家イギリスの「そして誰もいなくなった」がBSで放送されたので、嫌が応にもそれとくらべるミステリファンは多かった事だろう。 初の日本版ということ、2夜連続ということで否が応でも期待は高まっていた。 渡瀬さんの遺作というとんでもない箔まで付いてしまった。 簡単に本家のあらすじを説明すると 謎のオーナーによって孤島に集められた男女10人が、わらべ歌になぞらえるかのように一人ひとり死んでいく、という物語。 最後は本当に誰もいなくなってしまう。 原作を読んだ時、最後の一人が死んでしまって「えーー!?」と思ったのを覚えている。 そして最後の一人の人物は、犯人ではないのだった。 ドラマを見た感想は、うーーん 、 悪くは無かった。 誰が探偵役でも、犯人役でも良い様なキャスティングというのは面白かったが、 現代の話にしてるのでアレンジしないわけにいかなかったのだろうけど、それで少しずつ変な感じになってた様な… オーナーになんの恩もない執事が殺人の後もスマホ渡すの渋ったりするのはちょっと現実的じゃないなぁ、とか 毒が入ってるとは考えずに毎日普通にご飯食べてたり 次は自分かも、という危機感が薄かったというか。 警察が介入してきた後のおおごと感もちょっとオーバーだった様な? 証拠の捜索にあんなに人手いるのかな とか 大勢いるけど謎を解くのは1人なのかよと突っ込んでみたり。 隠しカメラのリボンとか、わかり易すぎじゃね?とか あと昆布とかさ…どうなのあれ… しかし 原作には無い独白の録画シーンは図らずも現実とリンクしている部分があり 迫真の演技でした。 原作では殺人とともに一体ずつ消えるインディアンの人形、 あれはどうも人種差別に繋がるとか言うことで、最近のは全部兵隊の人形になってますが わらべ歌がインディアンなんだからそこまで過敏にならなくても良いのにな〜 と思ってたんですが、日本版リメイクの際には兵隊の方が違和感は無いのかもですね。 兵隊さんは全世界に共通でいるから。 これを見ていてインシテミル という映画を思い出した という意見があるのを知り インシテミルを借りて見てみたら、こっちは10体のインディアンの人形でした。 一体ずつ消えなかったけど。 こんな風に「そして誰もいなくなった」オマージュの作品を探すのも面白いと思う。 原作は今から80年くらい前に書かれたというのが驚異。 クリスティは凄い。 なんだかんだ言っちゃったけど、クリスティの日本版リメイク、今後もやるなら絶対に見たい。 HOME お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017/04/02 09:11:05 AM
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