旅鞄屋

2021/11/07(日)08:41

猫の毒抜きは結構大変

猫(73)

猫の世界にも荒くれ者はいるものです。 野良にも、人間に歩み寄る事が出来るコと出来ないコがいて、 まあ なんやかんやで 後者に腕をやられました。 かなり強く噛まれたので 血は全く出ず、黒い穴が2つ空いて 手がジンジン痺れてた。 とりあえず 水道水で洗って マキロンつけて テープ貼って 寝ましたが 腕にギザギザの木っ端埋め込まれたみたいにズキズキ痛むし 翌日腫れが広がったので 病院行くか…となりました。 本当は噛まれたらすぐ病院が正解らしい。 経過を少々。 〇月曜日 噛まれる ◯火曜日 傷口を広げないといけない と言われ 局部麻酔、メスで切開、消毒。 寝かされて切ったので「どのくらい切ったのかな」と頭を上げて見たが 流血でよく見えず。そのまま包帯ぐるぐる巻きに。 そのあと抗生物質の点滴と破傷風の注射、採血 など。 飲み薬の抗生物質と痛み止めを処方してもらって、帰る。    (写真は鏡ごしなので負傷腕は左です) 思ってたよりずっと後処理大変なんだな… と思った。 牙跡2つでまだ良かった。4つなら四ヶ所切開て事に。 この日は切開の痛みの方が強くて、ハンドル握るのも無理だった。 ◯水曜日 消毒ガーゼとった後、傷口に新しい消毒ガーゼをぐんぐん詰め込まれる。 (もともと痛いので詰め込まれた事による痛みはあまりない) そして白いガーゼと肌色テープで処置。 また点滴。 ー木曜は病院が休みー ◯金曜日 傷口に詰め込んでいたガーゼを抜かれる。 思ったより痛みはない。 「だいぶイイね」と言われ、「じゃあ傷口塞いでもいいかな」 と薬を塗られて傷テープのみで処置。 (薬がはみ出していたので簡易包帯は自分ではめた) 「明日で 通院もういいよってなるかも」 と言われてちょっと浮き足立つ ◯土曜日 あれ?   また包帯ぐるぐる巻きに… 今日は違う先生だった。 傷じゃなくてその周りの腕の中がまだ痛む事と 腕がまだ腫れている、という事で 薬を塗って消毒ガーゼ再び。 通院はまだ続く。 次は月曜日。(思ったより通院長いな…) お風呂が不便 なのと薬でお腹壊してるの以外は 普通に暮らせるのでもうちょっと我慢しよう。 これがお腹壊す副作用もある抗生物質。 検索したらその他にもいろいろ副作用あって怖くなったので見るのをやめた。 今は解毒できたらそれでいいんだ。 こんなに事後処理が面倒なのに、人生初めての経験なので ちょっと楽しんでいる自分もいる事を認知しています。 因みに噛まれた原因は 「早く飯をヨコセーーーー!!!」ガブ! という全く納得できないもの。 左手に飯碗持ってた。それをやられた。 いや、もともと気性の激しい 毎日顔合わせてても毎回挨拶は「シャーーーッ!!」で 今までも何度も危うく爪を回避している程 喧嘩っ早くて カラスぐらいデカイ鳥獲ってくる狩猟本能剥き出しの獣みたいなコで 空腹時はかなり機嫌が悪いって了解はしてたけどさぁ。 びっくりするな(笑) 噛まれない  という事が一番いいけど、 もし噛まれてしまったら すぐ病院に行く事をお勧めします。 ちょっと面倒な通院になるけど、猫は色んな菌を持ってて 放置は非常に危険との事です。 もうちょっと治ってきたら追記しますね。 ◯6/11 追記 やっと本日で通院免除!やったー! 一昨日は残っていた痛みで手が開かなかったが もう傷の周りもどこも痛くない。 これで また膿んだ、とかならない限り来なくていいよ と言われました。嬉しい。あとは傷を塞ぐだけ。 でも破傷風の注射はあと2回行かなきゃ なんですが。 次はひと月後で、その次が1年後。 1年後って!忘れてしまうわ。 と思いますが なんと この注射 3回打てば一生破傷風にかからないそうなんです。 これは忘れずに3回打ちたいところ。 HOME 追記。後日談。 その後、この子にはしつけが必要 と感じ、次の日からしつけ開始。 ご飯よこせーーー!と長鳴きされてもこちらは椅子に座って猫の顔を見ながら放置する。 静かになって、座るまで放置。 座ったらご飯を出す。 をしばらく繰り返していたら私たちがどういう関係で成り立っているのか この子なりに理解したようです。もうシャーって言わない。 むしろ可愛い声しか出さなくなった  もともと頭の悪い子ではないので教えれば理解するだろうなと思ってたけど 理解めっちゃ早かった。もっと早く教えれば良かった。 とはいえ 咄嗟に爪じゃなく牙の出る子らしく、この後も本人は甘噛みのつもりで 足を2度ほど噛まれている。(それも「早くご飯ちょうだい」とかだった) その際には病院行って、「この深さでジーンズ越しなら大丈夫」と言われて 事なきを得た。ジーンズの上からふくらはぎ噛むなよ。 さらに追記。2019/1月 腕の傷跡はしこりのような盛り上がりも消え、平らに。 色はまだ薄く赤い。酒が入るとクッキリと赤い。 一応無駄かもと思いつつアットノン塗ってるのでちょうど1年後に写真載せるつもりです。 また追記。2021/8月 傷跡はうっすら程度になりました。 あまり目立たない。破傷風の三度目の注射は忘れず翌年打って、これでもう破傷風知らず。のはず。 緊急の際には私が盾になる。みんな私を頼れ。 もうちょい追記 2021/11/6 この野良ちゃんとうちの猫の関係について そういや一切触れてこなかったなと 思い立ったので一応書いておきます。 現在うちには先住猫と、この猫の子供6匹がいます。 この腕噛み事件があったのは会社での出来事で、当時は会社に来た野良ちゃんを避妊去勢手術して ご飯をあげてトイレの世話をする、というのをやってました。 (現在はしてない。けど他種族の生殖機能を奪うとはわりと業の深い事だね。 人間社会優先の考え方であることを忘れちゃいけない。…けどこの話はまた別の機会に) この「噛み猫・小桜」には、慣れさせる工程でこのような結果に。 その後手術前に子供を2回産みましたが、そのうち4匹はそれぞれ里親さんに引き取られ 6匹は我が家にやってきて暮らしています。 しかし家に来た子猫たちも、さすが怪獣の子供。 うち二匹は暴れ方が半端なく、人間の子供くらいのいたずらをするので日々戦々恐々。 カーテンかけ登ってボロボロ、キャットタワー1年もたず、全部とりあえずかじって食いちぎる。 取っ手のない引き出し開けるわ、キッチンの扉開けるわ、電話かけるわ、棚倒すわ テレビのリモコンは毎朝どこかに行ってるわ、テーブルにはものを置けないし とにかくよく壊す。小児用の引き出しガードとか扉ガード初めて買ったよ。 今まで何十匹となく暮らしてきたけどタイプが全然違う。マッスル猫。 こんな力の強い猫たちいなかったけどな? あと二本足で立ってネズミのおもちゃ放り投げてキャッチして遊んでたりします。人間か。 人間の子供だな。まあ元気でいいや。

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