百余亭
友達と会うにあたり、どの店がいいか考えた挙句この前偶然Google map散歩中に見つけた市内の店に行ってみることにした。そこは上田城に程近い場所にあるお茶屋さん「百余亭」市民なのにこんな良さげなお店全然知らなかった勢い余って開店と同時に行ってしまったよ店内はまだ誰もおらず、窓側の眺めの良い席を選ぶ。シンプルながらいくつかお茶のセットがあり、その中から濃茶と薄茶のセットを注文。和菓子と麹ジェラートもついて来ます。まずは濃茶器も多分お客さんの雰囲気で店主のお爺さんが選んでいるものと思われた友達のはちょっと赤の入った器で、私のは黒に月とススキ。すごく好みの器でで、どうして分かるのかと不思議だった。お菓子も庭に咲いてる花を表現したものだそうで とてもかわいい小さい和菓子。なんだかすごく嬉しいのは何故なのか。わざわざ和菓子を買い求めに出かけたりはしないのに、こういう場で出会うとお茶と和菓子に真摯に向き合えるからか 妙な愛しさが込み上げる。濃茶はすごく濃厚で、しかし苦味はまろやかで 美味しくいただけた。しかし正直もっと飲みたかった。こんな大きな器にこれだけのお茶、よく考えるとアンバランスで面白い。器が道具でもあるからこのバランスなんだね。そして次は薄茶。こちらはゆっくりお飲み下さいとのことだった。私と友人と、それぞれまた違う器で供されて見た目にも美しい。この金彩は佐賀の焼き物だそうでこんな華やかな器があるのも知らずに生きて来た私には新しい発見でした。ほんとうにきれいだ。濃茶の後にやって来たジェラートも甘すぎずさっぱりとして美味しかった。この日は暑かったからね…9月だというのに真夏のよう、35度越えだったよね。おまけの見返り漬けも久々でとっても美味しかったです。お昼前に伺ったので 途中まで借り切り状態でとても楽しい時間を過ごせた。小声で談笑というのもなかなか良い。窓が大きく外には庭もあり、散策できるようになっています。↓これは角の席があまりに綺麗だったのでお盆だけ移動して撮った写真。(故にお茶の位置が逆です)ここで最近映画のロケも行われて、来年公開になるとか。中山晋平の映画でタイトルは「シンペイ」志田未来さんがここに来たと嬉しそうにお話しくださいました。午後になり、人が増えて来たところで我々は退場。意外と男の子がお茶飲みに来たりしていて意外だったが素敵だと思った。そういえば店主さんと店員さんがどちらも男性だったのも意外だったかもしれない今日は楽しい時間を過ごせてよかったまた来ます。今度は母も連れてこようその時はまたどんな器が見れるのか楽しみです。HOME