旅鞄屋の旅のかたち
『夏に10日〜14日前後の旅行に行く』を始めて14年目となりました。いつも漠然と『今年の旅行はー』と決まってから計画や予約の事を書いているけど改めて「いつもこんな感じに旅を組み立てています」というのを記録しておこうかと思います。なんでかって? 私が死んだら誰もそれを記録に残せなくなるからさ。とりあえず字ばかりです。文字アレルギーの人は早く逃げてください。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー◯旅人 …旅鞄屋の中の人「@cola」が「その母」を連れて行く形態がメイン。時々、友達との旅行記もアリ。◯旅の形… 個人組み立て型旅行自分で旅のパーツ(飛行機・ホテル・列車・レンタカー等)をネット手配して組み立てるやり方。初めて友達と計画して行った旅がイギリスで「エアー+ホテルのスケルトンツアーにオプションで飛行機2日延」だった。それで自由に組むのって楽しいなと思ったのかもしれない。その延長で「飛行機+ホテル」じゃなくて全部組みたいと思ったのかもしれない。行きたい場所に全部行きたい。自由に行きたい。あと旅を自由に組み立てる行程が好きだ。楽しい。性分に合っている。◯旅の予算 …昔は1度の旅で1人込み込み20万、と決めていた。(だから長期の旅の時はカツカツでなんか苦しい、と思った。気づけ)今はそんな制限は設けない。むしろどんどん使っちまえ、と思っている。今は2人でヨーロッパ方面が多めなので飛行機代30〜40万、その他移動小遣いホテル食事で50万くらい。お土産に欲を出すとプラスアルファ。よくこんだけ捻り出したな、と毎年感心する。帰宅後は貧乏。だが幸せ。◯旅の荷物 … 昔は中型のスーツケース1個で行っていた。少し前は最大サイズ(三辺の和158cm)のスーツケース1個、機内持ち込みのスーツケース(三辺の和115cm)の1個の1人2個持ち。しかし今は母の体力がなくなってきた為、私・2個持ち、 母・大型または中型1個 になりました。◯行く場所 …行く場所はいつもなんとなく決める。が、どうもBSのヨーロッパ関係の番組に強く影響を受けている気がする。ルートや行き先は私が決めているが、出来るだけ母の希望を入れる。(有名観光地は主に母の希望で行く)そして1度の旅で蚤の市に最低3ヶ所行けるようなルートにしてる。ここ数年は2週間で5〜6ヶ国を回る旅が多く、自分ではそう思わなかったけど母に言わせるとハードスケジュールだそうですよ。悪かった。◯旅の土産 … 昔は小さいものを少しずつ買ってニヤニヤしていた。この頃は古いトランクとか地球儀とか電話とかスツールまで買うようになった。持てればそのままスーツケースに、大き過ぎたら現地の郵便局から送る。どうせ送る事になるからと日本からダンボール持って行ったこともあった。(荷物送る用に梱包用透明テープとマジックは必須)送料が割高な国もあるけど、個人輸入だと思えば安い。持ち歩くよりいい。◯旅の移動手段 … 日本からの脱出は長距離飛行機。航空会社はJALが多いが特にここでなければ と決めているわけでも無い。乗り継ぎが便利とか途中降機が楽しそうなのを選ぶ。直行じゃなくて乗り継ぎも楽しいよね。ヨーロッパ間の移動は列車、夜行列車、バス、フェリー、レンタカー、近距離飛行機、時間と予算と利便性で選ぶ。可能なら全部日本から正規HPで予約取って行く。◯ホテル …母がいるのでどこでも良いというわけにはいかない。あまり狭くなく、出来たらバスタブ付きで、駅や空港など到着地点から移動に時間のかからない所を。荷物が大きいのでエレベーターのある所を。(ヨーロッパはない所も多い)そして出来たら美味しい朝食をテラスで食べれるホテルならなお良し。風と日光が苦手なくせに屋外で食べるのが好きなんです、母。荷物預かりがちゃんとしているかどうかもポイント。(預けたまま他に一泊二泊することも多い為)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー◯旅の組み立て方シミュレーション …7月末出発の場合→まず漠然と 行きたいところ を決める(1〜2月) あの蚤の市行ってみたい!とかあの町行きたい!とかその程度を希望を優先。→飛行機のチケットを検索する。座席も同時に決めたいので各航空会社の正規HPにて。乗る飛行機は行きたい場所による。単純往復じゃなくていつも周遊やオープンジョーで考えるのは、せっかく行くならという欲によるもの。→in とoutの国が決まったら飛行機押さえる(2〜3月) 値段高騰しがちな夏のチケットもこのタイミングならまだ安い。→行く国、地域、行きたいところを散々掘り下げる(3〜5月)ガイドブック的なものも一応目は通すが現地に行った人、居る人の話の方が役立つことが多いのでネットの世界にも散々潜る。計画とにかく錬る。練りまくる。まだこの段階では旅の中身は自由に変えられるのでこの過程で行きたい国から国への道のりを楽しく膨らます。→行きたい国と国を繋ぐ移動手段も予約する(3〜5月)この国とこの国は夜行列車が走ってる、とか長距離バスが便利そうだ、とか。ここは車で行けばいいな、とかフラッグキャリアの飛行機飛んでるな、とか。(LCCは大きい荷物が追加料金になってしまって面倒)夜行列車に乗る時は乗車日90日前からしかチケット取れないものが多いので大抵5月初旬に取っています。→旅程が決まればホテルを決められる。(3〜7月)大抵の場合bookin.comでキャンセル料無し現地払いのところで仮予約し、旅立ちの割とギリギリまでいろんなホテルを検索し続ける。これは単に好きなんでしょうね、より良いところを最後まで探したい。→同時に各国で必要な書類を確認・用意する。ビザとかパスポートの滞在期間とか国際免許証が必要なら申請。→6月はほぼ全ての予約を取り終わり、シミュレーションも終わっているので一回惚ける。旅のこと忘れる。→7月上旬から旅を再確認し始めるもう一回日程を細かくシミュる。→7月下旬、「ずっとこのまま日本に居たい病」発病する。出発直前までこの気持ちは続く。→旅立ち。(7月下旬)観念する。出かけ始めるとめっちゃ楽しい。毎日忙しい。スケジュールきつい。楽しい。自分に課したノルマつらい。でもやっぱ楽しい。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーガチでこんな感じです。他に思い出したことあったらまた追記しやす。HOME