2008/03/15(土)01:06
ドラマの森|エジソンの母(第10話最終回)
「ねぇどうして?
どうして、第1話で賢人の大人になった姿を
安田顕さん(つまり鮎川先生に近づいていた別の学校の先生)が
演じていたのに結局花房親子とは無関係のまま終わってしまったの」
「ねぇどうして?
『なんですよ~』の美術の先生がわざわざ賢人の絵をもう一度見に来たのに
それっきりになってしまったの」
「ねぇどうして?
せっかく加賀先生の家族がピクニックをしていたのに
そこに花房親子とばったり出くわさなかったの」
これだけわかりやすいネタを振っておきながら
まったく触れることなく終わってしまったのが不思議で仕方無い
私にはどうも校旗をあげる機械を完成させたところで第10話が完結して
その後の物語と上の3つのエピソードと
あとは第1話で描かれていた賢人がノーベル賞を取るシーン
そもそもは賢人の母親の夢だったのですがそれが現実になった様子が
第11話の最終回として描かれている方が実にしっくりくるように思う
もちろん感動はしました
しましたけど納得はしませんでした
それにいかんせん鮎川先生の演説が聞くに堪えない
良いこと言ってるのにどうも感情が伝わってこない
むしろ伊東美咲さんをこのように感情豊かな登場人物として使わない方がお互いのためだと思う
やっぱりエルメスは彼女にとってハマり役だったということです
それに比べて坂井真紀さんは実によかったと思います
最後の体育館の外で涙を流しているシーンなどは非常に感動しました
『エジソンの母』のタイトルにふさわしい演技だったと思います
脚本の素晴らしさと音楽は非常に良質だったのですが
キャスティングで残念でした
星ひとつ減らしての総合評価となりました
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