ドラマの森|ブログレビュー(by楽天)

2008/06/24(火)23:25

ドラマの森|おせん(第十話 最終回)

2008春クールドラマ(54)

このドラマの初回で珍品堂さんが言っていました 「おせんちゃんと一升庵はそれだけで一つの思想です」 それにナレーションがこうも言っていました 「時代の流れに流されてしまうのか」と、 このナレーションの通り一升庵は存続の危機に立たされてしまう そんな中おせんのおっかさんが現れて 一升庵に火をつけて燃やそうとする 「一升庵の味ももてなしも美しさも  ここが燃えたらなくなっちまうのかい  違うだろっ  違うだろう  一升庵はここにある  あんたが一升庵だ」 大女将の言葉に涙を流しながらおせんは答えていました 「大女将、  今の言葉きっちりつながせていただきます」 つなぐ、まもる、 人から人へ受け継がれていく大切な何か ケチャップの味しか知らない子供たちにも しっかり伝えなければいけない何かがあるはず 刺身にケチャップをかけている子供に そんな大げさなと思っている人も多いでしょう でもマヨラーと呼ばれるマヨネーズを大量にかける人たち 多少の辛さでは物足りないと言って 山のように一味をかけて食べる人 濃い味ばかりを求めてファーストフードやファミリーレストランに足を運ぶ人たちなど 私たちはまさにケチャップをかける子供そのものではないでしょうか 素材の味を楽しむ 手間をかけて料理する そういうこともたまには必要なのではないかと 本気で考えさせられたドラマです 最後に評判の悪かった内博貴さんについて 私は最終回まで彼が演じてくれたことはよかったと思っています だってそうでしょう また前みたいに途中でKATTUNの声の高い人に変わってしまったら 今以上に演技の質が落ちてしまったことでしょうから(^-^) 【おせんで話題になった本枯節】 近海最高級本枯節3本ギフト(750g)(5,250 円) 評価 ☆☆☆-- 『おせん』登場人物紹介|原作・主題歌・サントラ発売情報 このブログが気に入ってもらえたらクリックお願いします→

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