2007/06/02(土)02:33
豪大!男の意地~ハイオクの重さ~
今日は、豪大と由希は英語スクールの日です。
二人とも、英語の宿題をしていないって言うし、豪大は学校の宿題が多いので、
英語に行かないで学校の宿題をしたいなんて言う訳ですよ~!
何だかカチンときまして・・・・
なので「じゃ、明日と明後日の練習に使う燃料、自分で買ってきて!」と、言ってやりました。
大きい方のタンクに「10リットル」と、小さいタンクに「4リットル」!
しかも、ガソリンスタンドまで往復2キロ近い!
必死に自転車にタンクを積もうとしているんですよ!!!
「自転車でなんか行ける訳ないでしょ?!」
「じゃぁ、どうするの?」
「歩いて行くしかないんじゃない?」
ここで泣きを入れてくるに違いないと思ったのにスタスタ歩いて行こうとしてる。
こうなりゃ、こっちも意地です。
豪大の英語は6時からだけど、由希が5時からなので、普段は一人でいるのが嫌で、
由希を送って行く時についてくるのだけど、知らん顔で置いてってやりました。
きっと、歩くのを断念して家に帰っていじけてるに違いない!
それとも、寂しくて泣いているかな??
そんな事を思いながら、往復15分ほどの道のりを急いで帰って来てみると、
家に、タンクがない!玄関も鍵がかかったまま・・・・
急に心配になって、家中あちこち探す。
隠れているのかもしれないと、2階の納戸の奥まで探したけどいない。
遠くで、泣いている声が聞こえてきて、マジで焦って探すけど姿が見えない。
実家に寄って、母に愚痴っているのかも??
電話してみたけど、来ていないって言うし。
もしかして、本気でスタンドまで行ったの??
スタンドまで行く道のりは何通りかあるのです。
由希を送った帰りに、一番通りそうな道を通って来たけど、豪大はいなかった。
もう一度、違う道のりを辿って行ってみる事にしました。
スタンドには、やっぱりいなかった。
諦めて帰る途中で、小さい体で両腕に重そうにタンクを持ってる豪大を発見!
本当に重そうに必死でタンクを持ってたんです!
ホッとしたのと、申し訳なかったのと、可哀想だったのとが入り混じって
泣けて泣けて仕方がありませんでした。
小さい体で、14キロのタンクはさぞかし重かったと思うんです。
持っていた掌が真っ赤になってたし、重い方のタンクを持っていた腕が
凄く痛かったようだったので・・・・
本当に可哀想な事しました! ごめんね、豪大(T_T)
「どうして、一人で行っちゃうのぉ?!何で一人で行ったの?」
「だって、ママが一人で行けって言ったから、意地で行ったんだよぉ!」
甘えん坊の豪大が、ちょっとだけ大人になったように感じた瞬間でした。