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テーマ:今日のアーティスト♪(629)
カテゴリ:アーティストレビュー
北海道のこの時期は
「氷の世界×長い夜」が良く似合う。 「氷の世界」は井上陽水の名曲。 日本歌謡界で初めてミリオンヒットした曲である。 フォークソングの井上陽水といえば、 今、50代のお父さんお母さんは懐かく思うはず。 彼は、とてもマルチで幅広い活動を行っている。 パフィーをプロデュースしたり 色んな人に楽曲提供したり CMでアフロなおっさんを演じたり 今では、 若い人にも団塊の世代にも、その名を轟かす巨匠である。 ミュージック界では 奥田民生や玉置浩二と深い関係にあり、 色んなミュージシャンに影響を与えている、フォーク界の神様でもある。。 だが、 「アンドレカンドレ」としてデビューした井上陽水の本質には 無意味な歌詞を連発し、 独特の風貌に独特の声に独特のリズム、 もはや、 止められない「永遠の浪人生」がある。 例を挙げると、 puffyに提供した曲で知られる「アジアの純真」 彼が歌うと、意味不明さがよくわかる。 ノリのよさより意味不明さが前面に出ているのだ。 学生気分の浪人世界 「無意味さ」を十二分に感じることができる。 井上陽水の曲で「少年時代」しかしらない人は多いが、 「リバーサイド・ホテル」「傘がない」「夢の中へ」など名曲は多い。 「長い夜」は松山千春の名曲。 松山千春は北海道を代表するシンガー・ソング・ライター。 道民ならラジオで、その話っぷりを一度は聞いたことがあるだろう。 70年代のフォークソングブームで、「季節の中で」でトップミュージシャンになり、 今は、 足寄町出身の衆議院議員、鈴木宗男氏の強力バックアッパーとして 歌謡界ならず、多方面から絶大な支持を持つ、兄貴分である。 もちろん、 十勝地区の納税トップ10である。 風貌からは、読み取れないほど 繊細で奥深い恋を歌った曲や ドラマチックやロマンチックなバラードを歌ってくれる。 2人とも、軽めの説明であったが、 共に、歌謡曲時代のフォークソングの2大筆頭。 メッセージ性の強い、松山千春 無意味な言葉だらけの、井上陽水。 音楽界において、 路線の違いから、決して交わることのない2人だが、 冬の季節に 松山千春の「長い夜」と井上陽水の「氷の世界」は 見事というべき、コラボレーションを見せてくれている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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