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テーマ:今日のアーティスト♪(629)
カテゴリ:アーティストレビュー
175R
レコード店へ出かけると、 最近のランキングとは別に棚が用意されている。 懐かしい年代枠とか演歌枠は普通にあるが、 インディーズ枠が設置してある店が増えてきたように思う。 大手メーカーからデビューしたアーティスト以外は すべてインディーズ時代、下積み時代を経験したはずである。 アーティスト、ミュージシャン、 ジャンルを関係なくバンドの原点がここ「インディーズ」にはあるのだ。 インディーズ界は 2000年前後から、注目されるようになってきた。 最近では、 オリコンチャートの半分くらいはインディーズが占めているように見える。 ただ、ランキングの移り変わりが激しく、 次から次へと新しいのが出てくるため、 メジャーかインディースなのかわからないのが問題か・・・・。 年老いた私は時代についていけてないのが現状だ。 さて、 非公式に地元で活躍することがインディーズの原点ではある。 そして、 現在のインディーズバンドの中の筆頭はおそらく、「175R」だろう。 他に「ORENGE RANGE」や「HY」がいるが、 彼らは「インディーズバンド」というよりは、 「沖縄出身アーティスト」としての注目のほうが高く、(前者は他の理由でも注目されていた) 音楽性やメッセージ性についての賛否両論も含め、好き嫌いが激しい と思われるため、 「筆頭」から外させてもらった。 俺が彼らを初めて聞いたのは、 メジャーデビューした時にTVで放送されたPVだった。 聞きなれないバンド名で「175R」・・・即座にハテナマークが現れた。 演奏そのものがメジャーに比べて劣るとしても、 歌詞に込められたメッセージは心に響くものがあった。 まず、歌い方が独特だ。 軽やかでリズミカルなパンクロックを熱く鳴らしてくれる。 独自の道を行く、 これこそがインディーズバンドの原点で、 彼らが「日本語青春パンク」を一躍メジャーな音楽にしたといっても過言ではない。 「175R」と書いて「イナゴライダー」と読む。 彼らは98年に結成し、 北九州市を拠点に活動、インディーズ史上空前のヒットを記録。 日本武道館ライブを行い、確実に力をつけ、 着実に足場を固めている。 175RのボーカルSHOGOと、元SPEEDの今井絵里子が結婚したというニュースは 比較的新しい。 今後は、 インディーズ界ならずとも、その頑張りに期待しよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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