謎の帝国ミッドガルド

2007/01/03(水)15:56

Butchering The Beatles~A Headbashing Tribute

CDレビュー(20)

今年一発目のCDレビューは、前に新譜情報で紹介したコチラ! Butchering The Beatles~A Headbashing Tribute  ボブ・キューリック他が仕掛けているメタル・アーティストによるトリビュートアルバムで、 今回はビートルズのトリビュートです。 日本盤の解説は、酒井康氏なのですが、本文にもある通り、かなり否定的な内容となっています。 このアルバムのタイトルは直訳すると「Beatlesを虐殺する」、 他に、「物事を台無しにする」と言う意味があるそうで、 ライナーにある通り、あんまりいい気はしません。 ジャケ画も、ちょっとキモチワルイし、さらにCD自体のイラストも肉で、かなり悪趣味です。 曲はそう言ったこととは裏腹に、いたって普通でした。 ジェフ・テイトが歌っている曲も確かにめっちゃ上手いんだけど、本当に普通。 でも、DIOとQueensrÿcheが良い関係なのが垣間見れましたけども。 レミーが歌う"Back In The USSR"なんかは、せっかくのメロディが、レミー節になっちゃって、 「物事を台無しにする」という言葉があてはまるような感じがしましたが。。。 でもレミーって凄くビートルズ好きなんですよね。 そんな中で一番良かったのは"Hey Jude"。 原曲も超名曲なのですが、ティム"リッパー"オーウェンスのヴォーカル、 この早弾きは誰?と思ったらギターはジョージ・リンチで、これは素晴らしかったです。 で、このライナーによると、サカイがビートルズのカヴァーで秀逸だと思っているのは、 YES"Every Little Thing"だとか。 こちらのファーストアルバムに収録されています⇒  私はこのヴァージョンを聴いたことはないのですが、そんなに凄いのでしょうか? ちなみに私が一番好きなビートルズのカヴァー曲は、 マイク・ヴァセーラの「ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー」です。 でもこの曲が入っているアルバムは恐らく廃盤・・・

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