カテゴリ:Dream Theater
前回の日記で、『Dream Theaterのアルバムはいつもとっつきにくかった』と書きましたが、
今回はそのことについてお話しします。 「ドリーム・シアター」というバンドがデビューしたのは1989年のことでした。 伊藤政則、和田誠などがこぞって絶賛、当時からプログレっぽいものが好きだった私は、 真っ先にアルバムを買いました。 When Dream And Day Unite 好きな音楽の要素はあるにはあるのですが、ヴォーカルが気に入らないし、難解だし、 メンバーもちょっとキモいし~(のちにキモい人はジョン・ミュングという人だと分かる) と思って、当時はほとんど聴きませんでした。 そして発売された大名盤Images And Words こちらはヴォーカルが変わったのでちょっと期待したのですが、 最初良いと思った曲は"Another Day"のみで、やはり聴きづらかったです。 なので、初来日も行きませんでした。 しかし初来日の後、何故かこのアルバムが大好きになってしまいました。 初来日、行っておけば良かった・・・と今でも後悔していますが、 その時はそれほど好きじゃなかったんだからしょうがないです。 ということで、1993年の夏に観たのが初めての生Dream Theaterでした。 4列目くらいで、結構近かったですね。 当時は特に好きなメンバーはいなくて、ジョン・ペトルーシもステキだけれど、 ケヴィン・ムーアが美ぃだとか思ってました。その直後に発売されたライヴEPが、 Live At The Marquee ライヴ・アット・ザ・マーキー / ドリーム・シアター このライヴEPを聴いて、ジェイムズ・ラブリエによって歌いなおされた、 1stの曲も素晴らしいと思えるようになり、1stも好きなアルバムになりました。 その翌年に発売されたのがAwakeドリーム・シアター/アウェイク このアルバムでは、オープニングの"6:00"にはちょっとビックリしました。 1曲目がこうだから、とっつきが悪かったですが、 3部作の"A Mind Beside Itself"は今でも大好きな曲です。 大名盤の後だったせいか、当時の評価は割と低めでした。 そして、暗~~い"Space-Dye Vest"を残してケヴィンは脱退します。 1995年1月16日、阪神大震災の前日にライヴを観たときのkeyはデレク・シェリニアンでした。 その時、ラブリエの声が出ていませんでした。 実はラブリエはキューバで'94年12月に食中毒にあい、 そのせいで吐き続けたので声帯をつぶしてしまい、声域が変わってしまったんです。 その直後の来日公演は本当に大変だったはず。 だから、先ごろイタリアで行われた"Gods Of Metal"での"Images And Words"再現ライヴで、 ラブリエの声が出てないのも当然。 そんなにあの時の声域で歌って欲しかったら、ミケーレ・ルッピにでも頼む?? 《送料無料》ヴィジョン・ディヴァイン/ザ・25th・アワー(CD) ってコレ続くのかなぁ・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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