我が家のごはん Produced by BAP

2011/11/12(土)01:17

水五訓

素材にまつわるエッセイ(1)

料理を作る時は出来る限り「いい水」を使うようにしています。     この「水五訓」、貴船神社のものです。 貴船は「日本のルルド」と言われているほどの名水のあるところ。 古くは「気生根」と言われていたとのことで、実際に訪れると、まさに「水」は「いのちの根源」だと感じさせてくれます。  「水は命の源ですが、汚いものを洗い流す浄化力もまた優れています。 清らかな水は、心の中の汚れまでも清めてくれます。 心が洗われると元気がよみがえります。」  と貴船神社の方が書かれています。  「いのちの根源」である「水」   今日は満月ということもあって、我が家の「いのちの根源」の「水」を貯めておく水瓶のメンテナンスをしました。     この水瓶は紹興酒を醸す瓶をウオーターサーバーにしちゃったというレア物。「京都太秦しぜんむら」というところから買った奴です。 そして、中には備長炭、トルマリン、EMセラミック、チベット水晶が入っています。     備長炭はお湯で煮出して、天日で干すだけ。トルマリンと水晶は満月パワーを頂くために、満月に晒します。 そうしてメンテが終わった、備長炭、トルマリン、EMセラミック、チベット水晶を、一度、水に晒してから、再度、水瓶に入れ、キッチンコートのウォーターサーバーでタダで頂けちゃう、「RO純水」を入れます。   RO純水自体は、純水と言うだけあって、ミネラル分も無く、美味い水ではありません。 本当に美味しいのはやはり良い水源で汲んできた水です。  うちから近くだと新井薬師か大宮八幡か妙法寺にでも行けば汲んでこれるのですが、それもさすがに手間です。  そこで、水道水よりはマシだし、とりあえず放射能汚染の面で言えば、安全な「RO純水」のお世話になっています。  「無料で手軽に汲みに行ける」  と言うのが何よりです。  昔は日田天領水とかブリタの水にハマっていましたが、何しろランニングコストが馬鹿にならず、途中挫折^^;  水が「いのちの根源」だと気付かされるのは、ご飯と味噌汁を作った時です。 野田琺瑯の鋳物の釜で米を炊き、ちょっと手間だけど、南部鉄瓶のお湯で作った鰹だしで作った味噌汁。  なんで白米と味噌汁だけでこんなに美味いんだ! 日本人に生まれてきて良かった!  と、なんだか「美味しんぼ」の登場人物になりきれちゃう瞬間です。 というわけで、今日は満月。あいにくの雨ですが、ココロのケガレ(汚れ、気枯れ)をとるのにうってつけの日。 今日も、美味しい水で作った料理で、「気枯れ」もとれました。   最後に水五訓をもう一度読んで、ココロのリセット。そしてチャージなどを。

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