こけし人形全国大会2015
11月29日(日)2015年度こけし人形全国大会へ出席しました。歌謡曲研究会 作詩作曲の同人誌「こけし人形」では、毎月の作品に対して会員全員からの投票制度があります。これをベストスリーといいますが、このベストスリーの1位を取った作品群から、さらにその年度の作詩賞、作曲賞として相応しいと認められる作品が1編ずつ選ばれます。選出は、主宰および主幹、相談役等がこの選出にあたります。もうひとつは、ベストスリーの総合得点賞というのがあります。これは、文字通り、年間の総合得点で1位になった会員に贈られます。そして、最後に努力奨励賞というのがあります。これは、おもにB・Cクラスの方で、毎月欠かさず投稿している、会費は常に前納している、めきめきと実力を発揮してきている、など、努力が認められた方に贈られます。私自身はこれまでに作詩賞を2回、総合得点賞を一回頂いてますが、今回は、「笹の宿」がノミネートされたものの・・・惜しくも逃してしまいました。さて、これらの年間表彰とは別に、大会当日に作品コンテストが行われます。もちろん、作詩だけ、作曲だけではなく完成作品で歌入れされているもので参加します。新作はもちろん、旧作でも構いません。そこで、ありがたいことにわたくし・・・一等賞を頂いてしまいました。新作、「斎森の風」です。伊勢志摩サミットを意識して作ったもので、フォーク調のさわやかな曲です。作編曲は橋本博行さん。橋本さんとは、現在5曲目のコラボを進行中です。昨年は、自身の作詩作曲で参加しましたが、いい曲だと言われながらも敗退。残念悔しい思いをしましたので、今年はとても嬉しかったです。コンテスト、表彰式のあとは、ゲストの湯川れい子先生の講評、歌謡界の様々なお話を聞かせていただきました。現在、レコードが全く売れない時代であること、その中で唯一演歌だけが頑張っていること。PCの発達で一度に簡単に何万曲もストリーミング出来、DLでき、こういう時代にあって、レコード会社の存続自体が危ぶまれるのではないかという話。また、そんな中で、長淵剛さんが、この夏に、10万人コンサートをやってのけたこと。このお話には涙が出ました。。。。また、つんくさんのお話し。若い人のために書かれたという「生まれてくれてありがとう」の制作秘話。短い時間の中で、一生懸命に語ってくださった湯川先生に、本当に心から感謝申し上げます。