2007/01/03(水)16:06
箱根駅伝 復路&総合
昨日の1区の佐藤悠基選手の区間新に始まって、5区の奇跡の大逆転の順大、山ノ神今井選手など常にワクワクと楽しませてもらった劇的な展開に対して、
本日の復路では人生の縮図を見るような感慨深いものを感じながら見ていました。
昨年8区の主将、難波選手が脱水症状を起こし、まさかの大ブレーキでそれまでトップを快走していた順天堂大学が優勝を逃しました。
その時、8~9区の中継点で(選手の付き添いのため)待っていたのが今年同様、山登りで激走を見せ往路優勝に貢献した今井選手でした。
「今年は去年の4年生の分も優勝する」
「難波さんがあのような状態でも襷を繋いでくれたから今がある」
と言い4年生で主将になった今井選手はじめ、4年生全員がその役目を果たし、見事往路、復路の完全優勝を果たしました。
その優勝したゴール地点で去年悔し涙した難波選手が涙している姿が印象的でした。
しかし、人生には良いことも悪いこともあるように、昨年初優勝した亜細亜大学が10位に転落、昨年10秒差でシード権を逃し11位に終わった城西大学がまたもや11位、昨年2位の山梨学院は今年は12位でシード権も得ることができませんでした。
また神奈川大学は9~10区中継点で20秒足らず、今まで受け継いできた襷を繋ぐことができませんでした。
36歳という年男を迎え、未だに独身でもちろん子供もいない私の場合、後世に何か繋ぐものを持っているのだろうか?