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2007年06月18日
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質問 西式健康法の、「木枕を使って平床に寝る」とは、どういうことですか。

甲田 木枕と平床で寝ると、首や背骨のゆがみが少しずつ治り、万病の予防になるんですわ。

 背骨の狂いがいろいろな病気の原因になることは、昔から言われとります。
例えば1834年、ロンドンの治療師のグリフィン兄弟が、背骨の狂いと病気の関係を148の症例を挙げて説明しとります。1841年にはマーシャル・ホームという人が、脊髄神経と内臓疾患の働きは密接な関係があるという本を書いています。

 1874年にはドクター・スチルが、骨の狂いを治せば、どんな病気も治るというオステオパシ―(整骨療法=オステは骨、パシーは病気を治す学問の意)を発表した。一時はこれが、よう流行った。テレビなんかで十字をバッと切って悪い箇所を治す、あれですわ。

 1884年にはパーマーという人が手で脊柱の異常を治して、各種の病気を治せるというた。これがカイロプラクティック(脊柱指圧療法=カイロは手、プラクティックは技・術者の意)ですわ。カイロプラクティックの治療室に行きましたら、背骨を見て、狂うとる所をその場で治すんです。

 効果はあるんやけど、長年の間に狂った背骨が、その場で治るわけにはなかなかいきません。骨の周りには筋肉が硬くまとわりついとるんで、いきなり元に戻そうとすると肉離れ起こすことがある。それに、2本足で歩いとる限り、背骨は、また狂うてくる。

 治療した時点では確かに元の位置に収まるけど、お金払って玄関出て10歩、20歩歩いたら、もう元の木阿弥。また明日いらっしゃい、てなこともあるわけですわ。

 硬い木枕で板の上に寝るのは、お金も手間もかけずに、寝ている間に少しずつ昼間にズレた背骨の狂いを治すものですな。


質問 木枕とは、どのようなものですか。

甲田 半円柱形の枕です。この木枕(硬枕)をやってますと、首の骨(頚椎骨)のズレ(副脱臼)が治ってきます。重い頭を支える頚椎骨はゆがみやすく、いろんな臓器と関係してますよって、鼻、歯、耳、喉と、いろんな病気に関係するんですわ。

 例えば腎臓結石。頚椎の3番と4番は副甲状腺とつながっとる。副甲状腺は血液中のカルシウムを調節しとるんですが、頚椎3番と4番が狂うと、その働きも狂うてきます。血液中にカルシウムが増え、そうなると具合が悪いから尿に逃がす。すると、尿中にカルシウムが増えて、今度はそれが結石になる。そやから、腎臓に石がたまるっちゅうことは3番と4番の頚椎骨に原因があるとも考えられるわけです。

 これはまだ現代の専門家は注目してないんですわ。「副甲状腺ホルモンの機能が高まったら腎臓結石になる」いう文献はあるんですが、副甲状腺ホルモンの機能がなぜ狂うのか、それが首の骨が狂っとるからっちゅうことには、まだ気づいとらん。また3番、4番は歯の病気に関係する。ここが悪いと虫歯や歯周病にかかりやすくなるんですな。


質問 木の枕では、とても痛そうですが。

甲田 木枕を使うと首や頭が痛んでよう眠れへんいうのは、最初のうちだけ。1日10分でも15分でもええし、慣れるまでは木枕に2枚でも3枚でもタオルを巻いて痛くないようにしたらええ。だんだん外していって、最後はタオルなしで寝る。慣れてしもうたら、木枕でないと安眠できんようになりますよって。

 木枕を当てるのは2時間半で十分ですな。朝まで木枕のままでなくてもええ。寝ている途中で外しても構わないと、西先生もいつも言うておられましたわ。昼寝をする時だけでもええ。だけども、首の狂いが治れば、何時間でもできるようになります。


質問 子供も木枕をさせたほうがいいですか。

甲田 子供用の木枕ちゅうのもありますが、小学6年生くらいまでは必要ないですわ。小豆枕を作ってあげるとええ。布で長い円柱形の枕をつくって小豆を詰める。小豆枕は頭を冷やすから、頭寒足熱になって非常にええ。長めに作るのは、子供は寝相が悪いからですわ。

質問 平床とは、どのようなものですか。

甲田 背骨の狂いを治すのが平床。平らな板の上に寝て、直立歩行で生じた脊柱の彎曲を、水平な一直線になるように矯正するんですわ。

 仰向けで寝るんがええんですが、我々は悪いところを上にして寝る癖がある。例えば右のほうに結核があったら右を上にして寝る。しかし、肝臓は例外で、悪いほうを下にして寝る。一方、腎臓が悪い人はうつ伏せが多い。ところが板の上でうつ伏せに寝ると痛いし、第一熟睡ができない。だから板の上に寝ると、自然と仰向けになる。


 胸毛の濃い人はすぐに板の上で寝られる。もともと健康に生まれとるからですわ。両手の指紋が巻いている人もそうです。我々の祖先が昔、木の上に住んでたころ、手が滑らんように指紋は巻いとった。それが地上に降りてくると、必要ないからと流れになってきた。指紋が全部巻いている人は体が丈夫な人が多いんや。

 というても、板の上に寝ると最初は背骨や腰が痛い。少しずつ慣らすんですわ。布団を2枚敷いていたら1枚にする。慣れてきたら布団の代わりに毛布2枚にする。これにも慣れたら平床に敷布を1枚。最後は板の上に直接、裸で寝る。板は1CMはないと曲がってしもて、効果が十分出ません。薄っぺらいベニヤ板はダメですな。

 畳の上に直接寝ると熱を奪われますんで、新聞紙を何枚も敷き、その上にシーツか毛布を広げて寝るとええです。

質問 どうしても板の上で仰向けに寝られない人は、どうしたらいいですか。

甲田 寝る前に金魚運動をしっかりやる。子供の寝相が悪いのは、寝ながら昼間の背骨の狂いを治しとるわけです。大人も15分ごとに寝相が変わります。ところが、寝る前に金魚運動をしっかりやると、寝相は悪くならないで、朝まで仰向けのまま寝られる。

 背骨の周囲にはいっぱい筋肉が付いとる。木枕と平床で寝ても、そう簡単には狂うた背骨は動きません。そやから寝る前に金魚運動と背腹運動をやって筋肉をほぐし、骨がよく動く状態にしてから木枕と板で寝ると効果が早く出るんですわ。


質問 腰痛症の人でも、板の上で仰向けに寝るのがいいですか。

甲田 仰向けに寝ると、たいていの人が腰と床の間が浮いて体が彎曲しますな。しかし、本来は真っすぐでないとあかん。腰痛の人ほど腰と床の間に隙間がある。金魚運動をしっかりやったら、だんだん隙間がのうなってきよる。ピタッと一直線になったら、もう腰痛は治っとる。


質問 金魚運動と背腹運動で背骨の狂いが治るのですか。

甲田 背腹運動が一番のお薦めやな。これを3年もやると、運動を初めて10分もすれば硬くなった筋肉がほぐれてくるのが分かる。ほぐれてきたところで、ようやく骨が動き出す。いま何番目の骨が動いているかが分かるんやね。骨が動いたときの気持ちのええこというたら、何とも言われませんで。

 肩や首の凝りも全部吹っ飛びます。まるで日本晴れみたいですわ。背骨の狂いを治すいうんが、こんなに気持ちええもんか分かります。私は朝と夕方、これやらんかったら気持ち悪うて話にならんですわ。

 ただ、背腹運動や金魚運動をしっかりやっても、そのあとで歩くとすぐ元に戻ってしまう。だから寝る前にしっかりやって、そのあと板で寝るのがよろしい。

質問 やわらかい布団のほうが気持ちよく寝られるのでは。

甲田 ところが、慣れてきたら板のほうがずっと気持ちええですわ。3年やったらもうやめられません。私なんか、布団の上ではよう寝ませんで。裸で板の上に寝るほうが疲れがよく取れ、朝のスッキリした目覚めは格別やし、昼間も快適に過ごせるんですわ。

質問 裸で板の上に寝たら冷えるのではないですか。

甲田 逆ですわ。朝、布団で寝た後と、平床で寝た後の下の畳を触ると、布団で寝たほうの畳が温かい。布団で寝ていると体温を奪われますが、板だと体温の逃げが少ない。体温を奪われるいうことは、それだけ衰弱するということですな。

 確かに、冬は板に入ったときにヒヤッとしますが、15分も経てば温まってくるんですわ。

 板の上に寝ると、体の表面の静脈が収縮するので血液循環が良うなる。体表面の静脈が縮むいうことは、静脈の血液が心臓に早く帰るということです。それだけ疲れが早く取れるんや。

 逆に、暖かい布団や電気毛布、あんかを入れて寝ると、血管が膨らみ、血液が心臓に帰りにくい。だから疲労物質が残る。

 布団は気持ちええいうけど、実は疲労物質が取れない。板で寝たほうが血管縮んで、静脈の血液が心臓へ早く帰るから疲労物質が取れる。

質問 他に、平床が布団より優れている点は?

甲田
 絨毯や畳には、ダニがいっぱいおる。絨毯の上に毛布を敷いて寝た場合のダニの数を仮に2万とすると、畳の上で寝はったら2000に減る、板の上やったらダニは繁殖できへんから200に減る。だから、アトピー性皮膚炎や喘息の人は板の上に寝るのがええんですわ。

 上掛けは軽くし、裸で板に寝るとええ。冬に暖房を入れずに窓を開けて寝られたら合格。室温が下がるからダニは震えあがって退散します。北海道では無理やろうけど、関西以西ならできますわ。

 それと、板は寝汗をかきにくく、体温の逃げも少ない。私の枕と板はちょうど50年経ちます。板は全然どうもない。1ヵ月にいっぺんくらい板を上げますけど、畳は全然どうもない。布団やったら熱と湿気で畳が腐りますが、板だと腐らない。板の上に寝ると汗もかかへんですわ。つまり、水分やビタミンCを失わないんですな。

 睡眠時間が短くなるいうのも、板に寝る大きなメリットやな。昔から、お殿様は贅沢なとこで寝てたから、例えば徳川将軍の多くは短命。文化生活を求めたら健康になれない。体はゴリラのように頑健で、頭はお釈迦さんのような叡智を持つのが理想ですわ(笑)。体はゴリラやから、裸で土の上に寝るいうんが一番ええんですわ。
 
 本当のところ、はげを治すには土の上に寝るとええです。土は、特に一酸化炭素などの毒素を吸収するんですな。砂療法いうのもあります。夏に、海岸で砂掘ってその中に頭だけ出して砂かぶせて寝る。水だけ飲んで少なくとも3時間、できれば8時間。これやったら、いっぺんに疲れ取れますわ。便通も良うなります。毒素が外に出ますやろ、だから砂から出たら、そのあとにハエがぎょうさん来ますわ。 

 いっぺんこの夏やってみなはれ。そらもう疲れが取れまっせ。







最終更新日  2007年06月18日 14時02分03秒
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