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トライス：今日はなんか、あったか？


数希：ありゃ、珍しく攻守交替か？えっと、鳩山首相の沖縄入りの話にしようかと思ったんだけど、今日は置いといて、ギリシャの問題で。


千里：現在、極度の信用不安のあらわれているギリシャですが、現在欧州連合（ＥＵ）と国際通貨基金（ＩＭＦ）による融資により、その不安を乗り切ろうとしております。ですが、当然ですが、無条件ということではなく、いくつか要求があります。それが、ＥＵとＩＭＦの出した歳出削減計画です。ですが、こちらに対しまして本日４日、ギリシャの公務員が抗議の意味で、４８時間の全国ストに入ったそうです。


数希：まあ、日本もそうだけど、結局は借金というか、債務を減らさないと国の財政状況は全然よくならないわけだからね。公務員って国の職員だから、給料が減って困るってことなんだろうけど、本来はそんなことを言ってられないと思うんだけどね。



トライス：全くだよね。これで、デフォルト（債務不履行）なんて起こったら、もう給料の保証もなくなっちゃうかもしれないんだから。先のことを考えないのかな、ギリシャの人は？それに、公務員が嫌なら、民間に移ればいいだけだと思うし。


数希：そこは考えないんだろうね。なんだかんだいって、安定って事はどこでも同じなんだろうし。日本では特に、職種にもよるけど、給与面とか待遇面では、このご時世、絶対民間の平均よりもいいんだろうし。


トライス：だから、今度の日本での国家公務員試験では、採用を減らすとかって方針なんだろ？


数希：でも、本来は人件費の高い中堅以降の給料こそ、削減すべきなんだけどね。


トライス：本来は絶対そうだよね。まあ、今の政権も前の政権もさっぱりそのことは考えてきてなかったわけだけどね。中堅がやめなさそうだから、新規の採用で減らすより仕方がないわけだからね。名古屋市の河村たかし市長じゃないけど、一律給料を半分くらいにするか、ボーナスバッサリくらいでいいと思うんだけどね。





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