本当に好きなら…
霆鋒に限らないことだから日常カテゴリに…と思ったけど一応霆鋒カテゴリに…ちょっと波砂の、ふと思ったこと。霆鋒が張柏芝タンと復縁というニュースが流れて某掲示板では「セシなんか可愛くも何ともないのに!」という書き込みやショック、立ち直れない、一緒に出演している映画を観る気になれないという書き込みで溢れた。一昔前のアイドル事情なら「アイドルはトイレをしない」論みたいにアイドルは天使のように扱われていた。霆鋒もデビュー当時はそんな扱いをされていたようで今では想像もできないアイドルっぷりが作品の処々に見られた。でも霆鋒を含むアーティストやアイドル、芸能人も一人の人間。トイレだってするし恋愛もするし勿論結婚もするし、子供の親になることだってある。柏芝たんとの結婚のニュースが流れて、結婚指輪の公開が流れて更に掲示板は賑わった。霆鋒が選んだ女性だから仕方ない…と諦める人。まだショックから抜けきれないけど…という人。悲しくなんてない!と開き直る人。更に霆鋒が子供の話をすると、ファンは心の整理がついていなくて戸惑っているようだった。それを見る度、1ファンの一人である私は悲しかった。霆鋒を「みんなのアイドル」として猫可愛がりするのも悪くない。でも人間性まで縛る権利も必要も、ファンにはひとかけらもないということをいつの間にか忘れてしまっているみたい。「綺麗で素敵なかわい子ちゃん」の扱いのままだなんて霆鋒本人だって嬉しくない。人間的な部分も含めた霆鋒を人間的に見守っていって欲しいなあ…「ショック」という人は多いけど元恋人やら家族なら兎も角何故ショックと思ってしまうんだろう。もし自分の好きなもの、例えば趣味や特技なんかを他人が知って「ショック~」と言われたらどう思うんだろう。嫌な気持ちになるはず。例えば…そうだなあ。あなたがバスケットボールを愛してやまないとする。友達に「私、バスケ好きなの!」と話して「えー?!バスケなんてただの玉入れじゃん!あんなののなにがいいの?!」なんて返ってきたらショックだし、もしかしたらその友達を嫌いになるかも。本当の友達なら「そうなんだ、どのあたりが好きなの?どのあたりが面白いの?」って話がふくらむはず。そして最後には「本当にバスケットが好きなんだね!頑張ってね!」ってなるはず。それと同じだと思うんだけどな。相手の「好き」を理解してあげられない人がいることが私は悲しいかな。