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カテゴリ:学校
先週に引き続いて,柏のバーチャル巡検を実施しました。
イントロは松戸競馬場と柏競馬場から。 東京近郊という地の利を生かしたその時々の土地利用の変遷がわかります。 明治から大正にかけての競馬場~戦前戦中の工兵校や軍需工場~戦後の大学や団地。 後者については牧士も務めた吉田家が仕掛けた娯楽ということで,江戸時代の牧経営につなげます。 軍馬養成のための牧が広がり,人家と隔てるための野馬土手も現存しているところがあります。 そこをすかさずストリートビューと以前自転車で走らせた動画を合わせてみてもらいます。 さらに,水戸街道が牧を突っ切る地点では木戸があり,今でもバス停の停留所として残されていることをストリートビューで確認します。 明治初期には牧の開墾が行われ,開墾された順番に13の村がつくられたことを以前に撮影した豊四季村開拓百年碑の写真を見ながら解説。 結局今昔マップで新旧切り替えの作業は各自してもらいましたが,その後の解説はほぼ自分が中心になってしまいました。 若干話の展開を探りながらになりましたが,これまで準備してきた内容をほぼ伝えることができたと思います。 相手の反応がまったく見えない中での独演会は伝わっているのかどうか不安を抱えながらですが,今回のレポートの内容で判断したいと思います。
Last updated
2020年11月20日 00時00分06秒
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