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Nice to meet you!

4.Cちゃん

中学生になりました。
続けていたサッカー少年団は小学校までですから引退です。
サッカー少年団の引退式。鬼のようだったコーチや監督は号泣していました。
毎年見てきた引退式ですが、いざ自分のこととなるとさすがに俺もウルウル…。


さてさて、中学校生活について…。

4月から5月はどの部活でも仮入部期間です。
俺は迷わずサッカー部に登録しました。

放課後―
グランド整備、ボール拾い、ボール磨き…ボール拾い、ボール磨き、グランド整備…

コートの中では先輩たちがサッカーしているのを、俺は外で見ていました。
「最初はこんなもんか…。でも…、サッカーしたい…。」

うちに帰ってサッカーボールを蹴ります。
リフティング…。俺はやっと100回くらい出来るようになっていました。
でも、中でゲームをしたい…。そう思い続けていました。


一方の部活以外の生活では、
俺はある女の子をずーっと気にするようになっていました。
Cちゃんです。
Cちゃんは女子バスケ部に所属していて、もうキュートでしたね…(笑)クラスも一緒でした。
でも話すきっかけはなかったんです。俺にはついてないことに、
ユウキ、タクマ、トシヤ全員が同じクラス。
この友達と別れて女の子のところに行って会話するなど到底出来なかったのです。

ところがある事実が発覚するとともに、俺はチャンスをつかみました。
実はCちゃんには3年生のお兄さんがいて、サッカー部のK先輩だったのです。
もうこれはチャンスだ!と、作戦を練ります。

「よし!K先輩に気に入られて、お宅訪問。そしてCちゃんと話す…。これだぁっ!」

作戦通りです。K先輩は作戦決行日に俺を自宅に誘ってくれました。
「ウチでFF7一緒にやろうぜ!」
これがK先輩が自宅に誘ってくれた言葉です。

でも、物事って言うのはそんなにうまくいきません。

肝心のCちゃんが帰ってこないんです。
俺「先輩、俺、あの…」
K「なんだよ、○○(←俺ね)」
俺「いえ…」

ここで「俺、Cちゃんに会いたいんすよぉ~」なんて言えるはずがありません。

時は無情にも午後9時。俺の家ではまもなく、厳格な父上がご帰宅なさる時間です。

結局、俺はその日Cちゃんには会えませんでした。
でもやっぱり、神様は味方してくれたんですね。Cちゃんが話し掛けてくれたんです。
C「○○くん(←俺ね)、昨日あたしんちに来たんだって?」
ユウキ、タクマ、トシヤの三人は遠慮がちに俺から離れていきます。
「あいつらに、悟られたから仕方ない。もう素直になろう」
俺はCちゃんにコクることに決めました。

俺「うん。あのさ…Cちゃん…今日放課後×××(←コクった場所)で待っててくんない?」

あんなに恥ずかしがって口も聞けなかった俺が、
大胆に誘ったことを今思い返すと俺は今でも恥ずかしくってたまりません。


学校から少し離れた待ち合わせの場所に、Cちゃんが先に立っていました。
Cちゃんに会って俺はすぐに告白をしました。(←ムードも何もない)
というより、恋愛のテクニックってヤツを知らなかったんですね。
だから、何もためらわずにすぐに気持ちを伝えたんでしょう。
なんて言ったかは忘れました…。

「ごめんなさい」

それを聞いた俺は彼女が制止するのも聞かず、その場から走って家に帰りました。
恥ずかしいんですけど、やっぱり泣きましたね。
いや、フラレたという虚しさ・つらさと同時に、Cちゃんの前から自分が逃げ出したことも悔しかったんでしょう。

運命って言うのはこういう時にさらなる追い討ちを与えますよね。

電話が鳴ります。その声の先はタクマ。

タクマ「○○(←俺ね)!俺、彼女できたぜぇ~。Cちゃんとダブルデートしようよ!」

いと、心憂し。

タクマによるともうすでに俺はCちゃんと付き合ってることになってるそうで、
ユウキ、トシヤもそう思ってるとのことでした。

唖然とする俺。もう、明日から学校、恥ずかしくって行けないかもしれない…。

もう、眠れませんでした。

何を血迷ったか机で勉強…。
父はそれを見て感激し、お小遣いを上げてくれるとのコト。
もうここまで来ると思考回路、完全に混乱します。

「いいこと、悪いこと一気に来い」

やけになってましたね。

結局、夜中の4時くらいまで勉強してたかな?
その頃にはさすがに眠くたったので寝ました。


でも、やっぱり最後まで神様はちゃんと俺を見捨てませんでした。
その翌日、俺はCちゃんと付き合うことになります。

Cちゃんは俺の返事にこういう予定だったそうです。
「ごめんなさい。昨日は塾だったの。もしかしてキモチ伝えてくれるために来てくれたの?やったぁ、付き合おう!付き合おう!


何はともわれってカンジです。
12歳。生まれて初めて周囲に誇れる彼女ができました。
彼女とはそのまま中学卒業までの3年間、交際を続けることになります。
もちろん、生まれて初めてのキスも初体験も彼女が相手です。
次に初体験のことを書こうかと思いましたが、その前に重大事件がありましたので、そっちから…。

次はこの12歳の頃に経験した「誘拐未遂事件」について書きます。




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