2010/09/14(火)23:22
6日目 親切タクシー
陸にあがると、すっかり元気になってるオリ。
やっぱり船酔いだったみたいです。
今度はお腹がすいたすいたと騒ぐので、とりあえず食堂も多く、遊覧船ツアーの発着場のある
長承浦(ジャンスンポ)にタクシーで移動することにしました。
この時に乗ったタクシーの運転手さん。
正直、顔は結構コワオモテ。
体格も良いです。
でも、気さくな人で、助手席に座ったクロにいろいろ話かけてきます。
クロは、なんだか適当に答えていましたが、この運転手さん、それじゃあ効率が悪いとばかりに積極アドバイスです。
「さぁまず、帰りのチケットを予約しないと、今日は土曜日だから!」と長承浦のフェリー乗り場に行き、クロだけ降ろしてチケットを買いにいかせます。
その間私たちは車内で待機。
今度は運転手さん携帯を取り出し、どうやら遊覧船観光の会社にツアーの空きと出発時間を問い合わせているようです。
クロが戻ってきたら、どことどこのツアーで何時に空きがあると教えてくれました。
なので、今度は遊覧船観光のチケットを買うために、遊覧船のチケット窓口に移動。
チケット購入。
そこで、クロがお勧めの食堂を運転手さんに聞いてみると、メニューごとにどこがいいとか、あそこはだめだと教えてくれました。
私たちが、ヘムルタン(海鮮なべ)を希望すると、遊覧船発着場近くのお店に連れていってくれました。
実は、私もクロも最初は、運転手さんに、ぼったくられるんじゃないかと少し疑っていたのですが、運転手さんが計画と時間配分をぱっぱと決めてくれ、効率よくチケットを買い、昼食のお店も推薦してくれたおかげで、本当にスムーズに巨済島観光を終えることができたのです。
いやはや、疑ってごめんなさい。でも外見はやっぱりちょっと怖かったけど。。。
入ったお店のヘムルタンもすごく美味しくて、具もたっぷり、しかも辛すぎることもなく、辛いの苦手な母が何度も汁を飲むぐらい美味しかったのです。
私たちが食べている時に、地方放送局がお店の取材に来てました。
私たちにもインタビューしようとしてましたが、ご辞退。
お店の人も、この人たち中国人だから韓国語わからないよと放送局の人に話していました。
いえ、日本人です。
しかも注文をしたのはクロなんですが、クロの韓国語って発音変なの???
もしかしたら、この日の地方放送で、ヘムルタンを黙々と食べる私たちが画面の隅っこに映っていたかもしれません。