2008/03/04(火)00:58
蔵見学
3月2日、三寒四温と言うけれど、何とも穏やかなお天気。
周りには、まだまだ雪がたくさん積もっているけれど
少しずつ『春』の気配が感じられる。
田んぼに積もった雪は一面真っ白、何の足跡だか?動物が走り回って遊んでいたのかな?
私の留守中、子供達がパパとお酒を搾る所を見せてもらう約束をしていたらしく
午後から蔵見学に行く。
先日も、私が役員会議に出席している間に蔵の中を見せてもらっていたようで
子供達は小さいなりに、パパが日本酒を造っている事を理解しているようだ。
お酒が絞られて、絞りたてのお酒がどんどんタンクに溜まっていく。
今搾られたばかりのお酒を酌んで、私もちょっとだけ試飲させてもらう♪
「ん~おいしい!」何ともさっぱりしていて口当たりが良く
車で来ていなければ、もっと飲みたかったくらい~(^^;)
こうして搾りたてのお酒をその場で飲めるなんて
これも杜氏の妻の特権かな?(^^)v
主人が11月からずっと蔵に篭って、毎日毎日面倒を看て来たお酒が
やっとこうして飲めるお酒になったのか~と思うと私も感慨深いものがある。
私達が蔵に着いた時、主人はちょうどアルコール度数の検査(?)をしていて
その様子もちょっとだけ見せてもらった。
フラスコに試験管、温度計に・・・と、まるで理化実験室のよう(^^;)
お酒を浄化して水を足して~下に水銀の入った棒のような物を入れると
アルコール度数(?)がわかるんだとか・・・
いろいろ説明してくれたけれど、私には何の事やらさっぱり???
お酒に薬品を入れてフラスコを振ると、色が赤色から青色に変化したり・・・
子供達は、まるで手品でも見ているかのような感じで
「うわぁ~パパすご~い(*^▽^*)」とキャッキャ言って喜んでいた~♪
あともう少しでお酒の絞りも全て終わり、11月から始まった主人の蔵篭り(子守)も
それを以って全て終了となる・・・
「あ~長かったなぁ~」と思うけれど、大変な思いをしていたのは
杜氏としての責任ある立場の主人だった訳で
私は、お弁当作りくらいしかしていなかったしな、楽なもんか(^^;)
搾ってみないとわからないお酒の味・・・
検査から出てくる数字や勘などから、おおよその味の推測は付くらしいけれど~
今年も「んーこの酒はうまいね~」と少しでも喜びや幸せを感じてくれる人が
いてくれるといいなぁ~ (@^ー^@)
こころの暦2
『なにはともあれ 生かされている』
<今日のいいこと>
◎搾りたてのお酒、何ともおいしかったなぁ~♪