働くパパの姿
2011年12月18日の日記(その2) なかなか日記を書けずにいたので、日にちを遡っての更新です(^^;)* この日の前半の日記「新体操のミニ発表会」は、こちらから~ *「ミニ発表会」→「お楽しみ会」と子供達が楽しんでいる間にあっと言う間に夕方になり、いつものように今晩の予定を主人に聞いてみると「まだまだ作業も残っているし、忙しくて蔵を離れられない」と言うので夕ご飯用のお弁当を作って、子供達と一緒に蔵へと届けに行った。私は車に残り、子供達2人で蔵の中で作業をしている主人の下へお弁当を届けに行ってもらったのだけれど、暫く待っていると主人が出て来て、「車を停めて少し蔵に居れば?」と言うので私も蔵の中へと入って行った。ちょっと手伝って欲しい作業があると言うので、みんなで麹室へ移動。今までにも1~2回は入った事があるけれど、作業を手伝うのは初めての事。よく手を洗い、しっかりアルコール消毒してから「室」の中へ・・・外は雪が降り、ただでも足が冷えて冷えて仕方なかった私。スキー場に居る時みたいに、膝の上の腿のあたりまで冷え切っていたのだけれど室の中は、温度も暑く設定しているうえ~更に加湿もしているのでもうムンムンで、すっかりサウナ状態・・・(^^;)何が始まるのか?どうすればいいのか全くわからない私は主人から指示されるまま、お米を広げてある台を挟んで主人に手を貸す。 温度を調節する為に、お米を広げている場所を更に広くするらしい・・・(^^;)今日の泊まり番は主人1人なので、本当ならこの作業を1人でやっていたらしく「これを1人でどうやってやるの~?」私も子供達も思わず聞いてみた。「1人であっち行って、今度はこっちやって~」と、当然ながら単純に作業は倍になるらしい。そりゃ~大変だわ・・・(@_@。当然~時間も倍は掛かる訳だもんね。 手を入れ、お米をほぐしながら空気を入れるようにほぐしていき、お米を広げている面積を多くのばしていく・・・こんな説明で当ってるのかなー??「それは違うよー」と主人に突っ込まれそうだけれど~(^^;)再び~しっかり布を掛けて元通りの状態に戻し、この作業はおしまい。ムンムンの室から出ると、主人の体からは湯気が出ていた。「お陰で時間も短くて済んだよ~」と言うけれど、これを全部1人でやるのとこうして向き合って2人でやるのとでは、ホント大違いだよなぁ~麹室から下へ下りて来ると、今度は米研ぎをしなくてはならないらしくストップウォッチで正確に時間を計りながら、冷たいお水でお米を研いでいく。 パパが作業する姿を、側でじっと見つめる子供達・・・さっきまでは、あんなサウナみたいなムンムンの室の中で汗を流しながら作業をしていたのに、今度は指をちょっと入れるだけでもビリビリしびれるような冷たいお水で、お米を研いでいかなければならないなんて・・・それも秒の世界で正確に作業していっている・・・水の浸透具合を確認しながら、真剣な眼差しでお米を確認。んーーー知れば知るほど、スゴイ世界だぁーーー!こんな寒い所でずっと作業しているだけでも、私には考えられないのに細かい所にまで神経をやり、目や耳、鼻を研ぎ澄ませてお酒造りに取り組む主人の姿は、いつも見ている主人とは明らかに別人。全てがオートメーション化された工場とは違い、こうして見て触って臭いを嗅いで確かめる、繊細な手仕事。その全ての判断・責任が主人に掛かっている訳だからそれを考えると、改めて大変な仕事なんだ!と言う事を感じさせられた。「ママが寒そうにしているから、もうお家に帰りな(*´ー`*)」そう言われて、子供達は名残惜しそうにパパにお別れをして私達は、3人で家へと帰った。帰り道~子供達に「蔵で働いているパパを見て、どう思った~?」と聞いてみると「パパ、かっこよかったぁ~♪」と、すぐに答えたさありどん。りんりんは、「まじめにお仕事していたね~」「1人で頑張ってやっているのが偉いと思った」と子供ながらの目線で、それぞれ思い思いの感想を言っていた(*´ー`*)これが普通のサラリーマンだったとしたら、こうやってパパの職場を訪れる事も出来ないだろうし、パパの働く姿を見る事も出来ないだろう。「お酒造り」と言うパパの職業を、小さい頃から目にして来ているこの子達は、きっといろんな事を感じ取ってきているんだろうな・・・普段のパパとは全然違う、働くパパの姿♪これからもしっかり見つめて、育っていって欲しいと思う。◎蔵ではあるけれど、パパと一緒に過ごす時間があった♪◎宅急便の抽選で「クロネコウォークスルー缶」が当たった♪