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テーマ:塾の先生のページ(8202)
カテゴリ:英語教育
僕の塾では、中学生においては、5教科に対応している。 その中の英語。 この教科の捉え方は他の教科とは違う。 英語は言語であり、日本人にとっては、外国語。 言語=文化! 言語が違えば、文化、つまり常識が違うのだ。 外国語を学ぶとき、常識が違うわけだから、自分の使う言語の常識で 考えれば、全く理解できないのである。 例えば、 私は 学生です。 S(主語)=C(補語) ※ 補語・・・ものごとの状態を表す言葉 I am a student. 参考書の解説でよく見かける。 ここで、の日本語と英語の世界の違いは、2つある。
1 日本語の中に=を表す動詞がないということ。 英語には=を表す、Be動詞がある。 2 そのため、日本語は数に関してあいまいであるから、 冠詞(a / the ) が存在しない。 英語は、Be動詞(=を表す言葉)があるため、 主語と補語の数的な関係においても、 明確に表現する必要がある。 だから、student の前に、1を表すa が必要になる。 固有名詞の前に、a が必要ないのは、固有名詞の初めは 大文字にすることによって、単数ということを表している。
この2点は、いかに英語が日本語より、数学的であるかを表している。 それが、中1の1学期の学習にある。 ここで、日本語と英語の世界の違いを体験し、 理解してもらわなければ、その後英語は苦手教科になってしまうのだ。 だって、英語に触れるとき意外は、脳の中は、 全て日本語の世界で生活しているのだから。 この時期の中1の英語には、本当に神経を使います。 中1のみなさん、英語は日本語と違い、 数学的な世界。 忘れちゃいかんぞ~い!
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