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テーマ:塾の先生のページ(6349)
カテゴリ:がっきーの過去
毎日、中学生に接していて、よく自分の中学生時代を思い出す。 僕にも、反抗期、ありました。 反抗する対象は、母親でありました。 なぜ、母親と口論になったのか、よく覚えていませんが、 ひどいことを母親に言ってしまったこと、 はっきり覚えています。 僕が中2のころです。 「 なんだぁ、このクソババァ~~!」 家が揺れてしまうような大きな声で怒鳴りました。 バシッ! 母親は右手で僕の左頬を平手打ち! 彼女の指が、鼻にもかかり、僕の鼻から血がたら~り。 「 なにすんじゃぁ、ボケェ~! 鼻血が出ただろうがぁ~!」 と言おうと母親の顔を見た瞬間、 何も言えなくなりました。 顔は真っ赤になり、間違いなく怒っているのに、 何かに必死に耐えているような母親の目から、 涙がポロポロと流れ落ちているのです。 もう、自分の言い分なんて、どうでもよくなりました。 もう2度と、こんな顔に、母親をさせてはいけない。 そう、思いました。 あのとき、涙を流しながらでも、 必死で僕を叱ってくれた母親の気持ち。 今、痛いほどわかります。 あのとき、痛かったのは、鼻血を流した僕ではなく、 涙を流した母親でした。
来週からの3者面談。 そんな必死で子どもを育てているお母さんの心の涙。 僕の面談で、拭えるだろうか? その、かけがえのない涙に、生徒は気づくだろうか? 頑張ろう!
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