毎年120点以上成績アップする中学生を輩出!         津島市・愛西市 つばさ塾

2007/11/14(水)23:19

文系的な角度から

日常の出来事(404)

兄は1500円、弟は300円持っていたが、兄が弟にいくらか渡したので、兄の所持金は弟の所持金の3倍になった。兄が弟にX円渡したとして、Xについての方程式をつくりなさい。 中1の数学の問題。所持金の変化前は、兄が1500円、弟が300円。所持金の変化後は、兄は弟の3倍。変化後から等式をつくって、1500-X=3(300+X)なぜ変化後から等式をつくるのか?なぜ変化後を考えるのか?今日は超文系的角度から、生徒に話してみた。 自分が兄の立場になればわかるよ。300円しか持っていない弟を見て、かわいそうだなと思い、自分の小遣いを分けてあげようと思う。でも、さすがに、自分の所持金より、弟の所持金が多くなるようにはしないよね。弟にお金を渡した後の、自分の所持金と弟の所持金のバランスを、渡す前に考えないと、かっこ悪いことになるぞ。「あっ、やばっ! ちょっと渡しすぎたから、返して!」って、ちょっとかっこ悪いよなぁ。弟の手前、兄の威厳っていうもんがあるもんな。 殆どの生徒が、兄弟・姉妹がいるので、問題の内容と、自分の生活が、重なったようです。「兄の所持金は弟の所持金の3倍になった。」という変化後を、まぁ、妥当なラインだよね。ちょっと、兄はケチだなぁ。 俺だったらせめて2倍ぐらいにしとくよ。私だったら、同じ金額になるようにしてあげるのにぃ~。(それはないかなぁ?)こんな風に生徒それぞれ、感じることが違うみたいです。上の問題を理解し、解いた後で、生徒それぞれがイメージする「変化後」の文章問題をつくってみるのも試してみようかな? この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。

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