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カテゴリ:作文指導
サンフランシスコにいる友人デザイナーSから電話。 ロゴ、「つばさ塾」という文字表記デザインをもとに、 看板、窓ガラス、名刺などで、それぞれどのように表現するのか、 最後の大詰め、そのための電話。 その話の中で、こんな話になった。
日本から外に出ると、逆に日本のことがよくわかる。 僕は、日本の最高峰と言われる、 T大学で講義を受けたことがあるのだけど、 こっち(USA)でビシバシ感じられるものが、 日本では、T大学でさえも感じられなかった。
何? それは何?
う~ん、みんな「おとなし過ぎる」って言えばいいのかなぁ? 講義中、受け取り方が、そのまんま過ぎる。 う~ん、受け取り方が、素直過ぎるんだよ。 何の疑いも持たないというか・・・。 もちろん、ここでの「疑う」というのは、いい意味でだよ。 例えば、「地球はまるい」って教わるとき、 「あぁ、地球はまるいんだぁ~」で、思考が止まってる。 「なぜ、まるいってわかったんだろ? なぜ?」って考えれば、 そういうことを発見した人や証明した人の 苦労や凄さがわかると思うんだ。 それが「学ぶ」ってことだと思うし、 その方が次への意欲に繋がるし、 何より楽しいと思うんだ。 そう、僕が感じた「おとなし過ぎる」ってこと、 「楽しんでいない」ってことかもしれない。
うん、うん、よくわかるよ。 俺も毎日授業やってて、常に生徒に言ってるのは、 「なぜ?」って考えろ!だもん。 それって、誰かが与えてくれた知識を、 自分の中で深く考えるということ。 「なぜ?」って考えて、その答えが出せれば、 もうそれは他人ではなく、自分の知識になる。 俺、小学生に作文指導をしているんだけど、 その作文を書く前に、マインドマップを書かせてるんだ。 ある事柄を書き出し、それに対して、「なぜ?」って考えれば、 どんどん事柄が出てきて、考えが深まる。 普段、気づかない発見が、自分の頭の中から出てくる。 やっぱり、それは楽しそうだよ。
おぉぉぉぉ! 俺も、よくマインドマップ使うよ。 って言うか、今、使ってる。 3ヵ月後に大学院卒業予定なんだけど、 今、そのための卒論書いてるんだよ。 俺だけじゃなくて、みんなマインドマップはよく使うね。 がっきー、是非、日本の子どもたちのために続けてよ。 「学ぶ」ことって、「楽しい」ことだってこと、 伝え続けてよ。
彼の言葉は、僕の心に、ズシンと響きました。
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