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カテゴリ:英語教育
めちゃくちゃ久しぶりであります、イメージ英語。 今日は英単語のインプットについて述べてみたいと思います。 もちろん、つばさ塾英語科の軸である日本語と比べながら。
[ fire 火・炎] この英単語を例に挙げて説明してみましょう。 1 目を閉じる。 2 火・炎 3 [ fire ] と何回も発音する。 4 目を開けて、2と3をしながら、 できるだけ大きくゆっくりと[ fire ] と書く。
どんなことばでも、「音」・「意味」・「文字」、 この3つが一致した状態で頭に入れなければ、 必要なときに、そのことばを使うことができません。 以前、この記事で詳しく述べさせていただきました。(これ)
1と2が、正に日本語と英語の違いです。 日本語の「炎」は、「火」が2つ重なっていることから、 文字を見るだけでそのイメージ(意味)が湧いてきます。 しかし、英語の[ fire ] という文字(アルファベット)を見るだけで そのイメージが湧くでしょうか? 湧きませんよね。 だから、英単語をインプットするときには、 そのイメージを持つ意識が必要です。 そして3は、そのイメージ(意味)と「音」を結びつけるためのもの。 インプットした後、[ fire ] という「音」を発したり、聞いたりしたとき、
[ fire ]と発音すると、頭の中の こんな感じですね。
そして4で、結びついたイメージ(意味)と「音」に、 更に文字を結びつける。 大きくゆっくり書くのは、3つの結びつきを大切にするためです。 「大きく」というのには、他にも効果があります。 これは僕の経験則ですが、 「やる気」の起こらないほど成績の良くない子どもは、 当たり前ですが、勉強に対して自信がありません。 そしてその感情は、「字」に最も表れます。 筆圧が弱く、小さく、雑な字になっています。 総合的な成績は悪くなくても、 苦手意識があったり、嫌いな教科では、 やはりこの傾向が表れていますね。 おっ! ノートの使い方が上手になってる。 字も大きく丁寧になってきた。 こう感じる生徒は、その後100%成績が向上しています。
もちろん、テストは時間制限がありますから、 頭の中から知識を引き出したり、 それを文字にすることには、スピードが必要です。 「手に覚えさせる」という意味で、 何度も書くということも必要だと思いますが、 「音」、「イメージ(意味)」、「文字」、 この3つが結びついてない状態では、 100回書いても効果がない、っていうか、逆効果ですね。 何度書いても英単語を覚えられない。 覚えられたとしても、その労力は大きい。 労力ばかりが消費される教科を 好きになる人なんていませんよね。
「音」、「イメージ(意味)」、「文字」を結びつけながら 英単語をインプットする。 英語が好きになる第一歩ですね。
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Last updated
2008.07.22 14:58:31
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