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カテゴリ:英語教育
[Neutral Japanese](ニュートラル・ジャパニーズ) のもつ力を、不定詞の授業を例にして説明してみます。
不定詞は、「to + 動詞の原型」と参考書でも、 学校でも教わると思うけど、何も特別なことじゃないよ。 [to]は今までも何度も出てきて、分かってるでしょ? [to]は何を表すんだっけ?
→(矢印)です。
そうそうそう、ある物事がどの方向を向いているか それを表す「→」みたいなもんだったね。 じゃぁ、今から勉強する不定詞も、同じことだね。
I like to play tennis. これを[to]の意味に気をつけて見てみるとどうなる?
I like → play tennis. になります。
そうだね。 これに日本語をそのまま当てはめてごらん。
私は好きです → テニスをする
そうそうそう、これって何を表しているのか、 素直に考えるんだよ。 「私は好きです」ということが「テニスをする」という方向を向いている。 これ変な日本語だよね!? 英語の世界ではこう表現するんだよ。 でも理解できるでしょ? 自然な日本語に直したらどうなる?
私はテニスをすることが好きです。
私はテニスをするのが好きです。
そうそうそう、「テニスをすること」でも、 「テニスをするのが」でも どちらでもいいよね!? ね!? 覚える必要はないでしょ!? 英語の世界を理解すれば、 自然と君たちが持っている日本語の能力で 訳すことができるよね!? じゃぁ、これはどうなる?
I went to the park to play tennis.
私は公園へ行った → テニスをする 「私が公園へ行った」ということが、 「テニスをする」という方向を向いている。
そうそうそう、いいぞぉ~。 じゃぁ、自然な日本語にすると?
私はテニスをするために公園へ行った。
はい、よくできました~。 な!? 覚える必要ないでしょ!? 理解すれば、勝手に日本語が出てくるんだよ。 じゃぁ、これはどうかな? I have many things to do. まず、文の要素をとってみな。
I have many things to do. S V O になります。
そうやねぇ。 そんで、Oの部分を[to]に気をつけて同じようにすると?
たくさんのこと → する 「たくさんのこと」は「する」という方向を向いている。
そうそうそう。 それをふまえて文全体を表すと?
私は、「する」という方向を向いた「たくさんのこと」を持っている。
そうそうそう。 自然な日本語に直すとどうなる? ちょっと難しいかな?
・・・・・・・・・・・・・・・・・
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私はすべきことをたくさん持っている。
おぉぉ! いいねぇ。 じゃぁ、「私には・・・」にするとどうなる?
私にはすべきことがたくさんある。
その通~り!!
つづく・・・。
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Last updated
2008.12.13 19:26:30
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