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カテゴリ:英語教育
じゃぁ、解説いくよぉ。 「動作」っていうのは、「時間の流れ」があるんだよ。 あっ、主語である「私」の動作限定ね。 3年生になると、主語の「動作」じゃないものも勉強するから。(受動態)
例えば、テニスを1時間するのならば、 始め0分から終わり60分までを「テニスをする」が表すわけです。 始めから終わりという「時間の流れ」が存在します。
時間は、過去・現在・未来へと、不可逆なものだから、 「→(矢印)」で表すと分かりやすいかな? 矢印の左端が始めで、右端が終わりってことね。 例えば、左端が、「テニスコートに入るところ」だとすると、 右端が、「テニスコートを出るところ」。 「テニスをする」は、この中の1連の流れを表す。 ね!? これが「動作」。
じゃあ、「状態(途中)」である「テニスをしている」は何かっていうと、 その「→」のどこかを切り取った「・(点)」だね。 「サーブ」、「レシーブ」、「ボレー」とか、 もっと細かく切り取ると「ラケットがボールをとらえる瞬間」とかね。
「動作」である「テニスをする」は、連続写真、または動画のイメージ、 「状態」である「テニスをしている」は、1枚の写真のイメージ。 これが、「動作」と「状態」の違いだね。 だから「テニスをしている」などの進行形には 「be動詞」が使われるんだよ。
私は 中学生です。 S = C(状態) I am a junior high school student. 英語を習い始めて直ぐに学習するこんな文も こんな風に捉えることができます。 長い人生は、もちろん、不可逆である時間の流れに沿うものです。 だからこれを「→(矢印)」と捉えると、 「中学生」という時期は、 その「→」の中の「・(点)」と捉えることができます。 だから第2文型(S=C)、「状態」を表す文型が使われるんです。 こういうものだから、とにかく覚えなさい! では、なかなか人間は積極的になれませんが、 「なぜそうなるのか?」 これに対しては積極的になれるんですよね。
黒板に絵を書いたり、ジェスチャーで生徒に説明してみましたが、 中1生全員が食い入るように聞いていました。 つづく・・・。
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Last updated
2009.01.08 13:16:04
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