こんにちは。私はつばさ塾・塾長の飯垣和弘(いいがきかずひろ)と申します。今日は、愛西市、津島市の小・中学生のお母さん方へ、教育に携わる者として、同じ親仲間としての想いをお伝えできればと思います。皆様への「お手紙」のつもりで書かせてもらいますね。
【成績と高校入試】
小・中学生のお母さん。塾をお考えになるのは、お子様の将来を想ってのことですよね。その将来の中には、中学校の成績、高校入試が必ず入っていることでしょう。中学生から高校生への道は用意されたものではなく、子ども自身が切り開いて行かなければならない道ですから、それを心配されないお母さんはおられないでしょう。
【親子の距離】
ちょっと思い返して頂きたいのです。お子様が誕生し、よちよち歩き出した頃に繋いでいたお子様の手。握り返す小さな手から伝わってくる生命のチカラに、何度癒されたことでしょう。その可愛らしい手も、お子様の成長と共に徐々に手を離してこられたと思います。それは「親と子の適度な距離」というものがあるからではないでしょうか。ダッコする距離。手をしっかりと握る距離。手を離してお母さんが前を歩く距離。前を歩かせ後ろから見守る距離。いろいろあると思います。
①手を離し始める距離
小学高学年になると、子どもの方が手を繋ぐことを嫌がり始めますよね。
それは様々な面で手を離す時期が来たということ。でも「手を離しても安心」
ってことじゃないですよね。手を離してある程度任せても、子どもはなかなか
自分から宿題 をやろうとしない。親と距離をとりたがるのに、全面的に任せる
と危なっかしい。個人差はありますが、この時期は中1の間までは続くのでは
ないでしょうか。声を かけ続けるお母さんはホント大変ですよね。
②前を行かせ始める距離(反抗期)
中2ぐらいになると、「勉強しなさい!」など、親からの強制力を嫌がり始めま
す。一般的に言う反抗期というヤツですね。反抗期とは、頭の中ではやらなけれ
ばならないと分かっていることが、直ぐに行動に移す精神力がまだ備わっていな
い時期。だから「できていないこと」を指摘されると反抗するのです。
「勉強しなさい!」と言えば反抗し、言わなければ勉強しない。お母さんから
すると、「私はどうしたらいいの?」と泣きたくなる時期ですね。
③後ろから見守り応援する距離
中3生(高校受験生)になると、卒業後(高校受験)のことは自分で選ばなくては
なりません。選ぶ(自由)とは責任が伴うことです。その責任(合否)に怯えたり
することもあるでしょう。それでも腹を括って挑まなければならないのが
高校受験。適切な距離は、子どもを前に行かせて、後ろから支え、見守り、
応援する距離。「自分が代わってやれるのであれば代わってやりたい。」と、
本人よりもお母さんの方が心配される時期かもしれません。
【お父さんへのお願い】
小学高学年からは「手を離し始める時期」。中2からは「前を行かせ始める時期」。中3からは「後ろから見守り応援する時期」。ここからの数年間は、子どもの最も身近にいるお母さんの負担は非常に大きいです。お母さん1人では無理です。私が申し上げるのはおこがましいかもしれませんが、どうか大変な「お母さん」に目を向け、夫として父親として、奥様を理解し、応援してあげてください。もし何かありましたら、私で良ければお話を聞かせていただきます。お電話でも、メールでも、ご一緒に居酒屋でも。同じ父親として協力させていただきますから。
【最後に愛西市、津島市のお母さんへ】
私には3人の子どもがおります。妻は3人の子育てに毎日奮闘しています。妻の立場はお母さんだけではありません。義父の前では娘、私の前では妻、学校では保護者、地域では各種役員。1日だけでも何役もこなしています。そういう生活の中に母親という役があり子育てをしている。誰の支えもなしに1人でできることではありません。私どもつばさ塾は、子どもとの関わりだけでなく、そういうお母さんを支えることも我々の役割だと考えています。だって子どもにとって最も近くにいるお母さんの存在は絶大ですから。

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