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カテゴリ:積ん読、乱読、本の虫
図書館を利用していると
忘れた頃に予約した本の順番が 回ってくることがよくあります。 今回の村田喜代子さんの 「あなたと共に逝きましょう」も これって何を見て読みたいと思ったんだっけ?と 順番が回って来てから思いました。 そんな状態だったのに 読み進めるうちに 大動脈瘤が見つかった夫とその妻の 病気に対する経過が 淡々と綴られていて 思わず1日で読み終えてしまいました。 玄米菜食を始めたり 病気を陰陽で説明する民間療養の先生が 出て来たりしてびっくり。 マクロビオティックをしている私でも 実は、鯉こくを体験したことがないのですが 増血のために鯉こくと葛藤する妻の姿が かなりリアルに出てきたりして驚いていたら 参考文献に正食協会の本が載っていて 納得しました。 大動脈瘤は心臓の病気で かなりの大がかりな手術ということが 物語の中でもわかりました。 じーんとくるのは、その妻が 「人の魂。人の心臓。そういうものも 触れてはならない秘部ではないでしょうか」と言い 「自分の亭主のその秘部に人の手が入った事実に 打ちのめされているのです」と語ったくだり。 そういえば、心臓は 生まれてから、いや母体の中からも 動いてくれています。 ここからは、本の内容から離れますが そんな心臓が不具合を起こすだなんて 人間の創造主からいえば 正確に作っているのに ありえない話とだそうです。 ということで、世の中の心臓病のほとんどは 人から恨みをかって憑依されて、 その恨みの想念波の影響を受けて 起こっていると言えるそうです。 確かに、「念ずれば通ず」と言いますが 良いことだけとは限らないですものね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
May 13, 2009 12:34:51 AM
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